「曝露」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

2023年8月15日

曝露(ばくろ)

｢曝露｣とは｢悪事や不正といった出来事を白日の下に晒す行為｣です。他にも｢風雨に晒される｣｢細菌やウイルスを晒す｣なども｢曝露｣となりますが、メディアなどが悪事などを公表する事で使うのが多くなります。大きな話題ほど世間の注目が集まり、特に好感度が高い芸能人に対する｢曝露｣はSNSのトレンドワードになるので、様々な媒体から定期的に曝露記事が出ています。

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この記事の目次

曝露(ばくろ)

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曝露の意味とは

｢曝露｣の意味は以下の通りとなります。
　(1)悪事や秘密を暴き世の中に公表して明るみに出す事。隠されていた情報や話題を明るみにしたり、むき出しにする事。
　(2)風雨に晒す事、又は晒される事。
　(3)細菌やウイルスや薬品などに晒す事、又は晒される事。
　(4)｢暴露｣とも書き同義。
｢曝露｣は風雨に晒されたり、細菌やウイルスなどに晒される感染的な意味もありますが、基本的には悪事・秘密・不正などを公に暴く行為となります。よくある形は政治家や芸能人のスキャンダルが報じられると、紙面などには｢○○の秘密を曝露｣といった見出しが躍ったりもします。そんな意味合いからあまり良い印象を抱かない人も多く、また実際には大した話題ではなくても大見得を切って何かと｢曝露｣を連発するのも手口で、ゴシップ記事や曝露系YouTuberなどはその最たる例です。本来なら誰しも興味や関心がある話題であったり、隠ぺいされた大スキャンダルに対して使うべきですが、言葉としてのインパクトだけを狙い中身が伴っていないのです。使い方としては｢警察職員の領収書偽造の闇を大曝露｣や｢薬物吸引疑惑が報じられた有名俳優を関係者が曝露｣といった風に、国家権力側であったり有名芸能人などの実態として問題提起で使われます。

曝露の由来

｢曝露｣の由来は残念ながら不明ですが、文献としては平安時代初期の勅撰史書｢続日本紀｣などに文言が記されています。

曝露の文章・例文

例文1.浮気を繰り返したと曝露された元アイドル女優だが昔からどこか常人離れしていて不気味だったが、それでも肩入れして絶賛してきた俳優仲間やお笑い大御所は知らんふりをして無かった事にするのだから、そんな態度にこの女優はまた加速度的に壊れておかしくなっていくのだろうから、数年後のスキャンダルを見越して今からマスコミが徹底マークするようだ。
例文2.曝露系YouTuberとして脚光を浴び政治家になったと思ったら、いつの間にか元議員になり、そして容疑者から被告とまるでカメレオンにように変化する姿は実に滑稽だ。
例文3.コロナウイルスに曝露されどうやら感染したようだが、体はいたって健康でなんならコロナ前よりも調子が良いぐらいだ。
例文4.庶民が犯した事件は鬼のような顔をして報道するアイドルキャスターはなぜ、自身が所属する事務所スキャンダルはまったく追及しないどころか、まるで大切にしたい｢永遠の思い出｣のように胸の奥に秘めてまったく曝露する気もなく、そしてまた別の事件が起きればここぞとばかりに真顔で｢事件を風化させない｣と口にする姿に、これは視聴者を混乱に貶める動画配信サービスの地上波では放送できない壮大なドッキリなのではと思えてしまう。
例文5.お笑い芸人が集まり身内曝露ほど低レベルなバラエティはなく、どの局にも満遍なく出演する大物が司会者となって調子に乗った手腕を発揮するあり触れた中身は梅雨よりジメジメして気持ちが悪い。
｢曝露｣を使った例文となります。

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曝露の会話例

昨日、同僚と集まって飲んでいたんだけど…、この先は絶対に言うなよ。秘密だからな。
分かりました。一体、何があったんですか？
その同僚が曝露して教えてくれたんだよ。うちの課長が横領しているって。それも数年間に渡り、出張といった経費を不正していて、そろそろバレるのも時間の問題みたいだって。
どうしよう…、私、課長からプレゼントをよく貰っていたのに…。それがもう無くなったら、買い取り店で売却できなくなって給料だけでは生活が苦しくなる。