マタハラをする人々

マタハラ(マタニティハラスメント)

「マタハラ」は昨今の女性の社会進出を後押ししながらも、実際にはまだまだ男性中心で、女性の立場や境遇が悪い事を象徴する言葉となっています。職場や社会だけでなく、政治家なども「マタハラ」に関する不用意発言や問題発言を繰り広げているので、女性だけでなく男性も不快に感じた事があるのではないでしょうか? その一方、大半の男性は「マタハラ」をきちんと理解していない方が依然として多いのも事実なので、この機会に覚えて現代人らしい常識を身に付けてはどうですか?

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マタハラの意味とは

「マタハラ」は「マタニティハラスメント」(maternity harassment)の略で、和製英語となります。しかし、海外でも日本ほどではないですが同様の差別があるので、最近は意味が通用しつつあります。
「マタハラ」の意味としては以下の通りです。
 ①女性が妊娠や出産、子育てなどで職場から、肉体的や精神的な嫌がらせや不当扱い。
 ②妊娠や出産や子育てを理由に、仕事の解雇や離職・退職の要求や強要。
 ③育児休暇ができない、就業規則にあっても認めない。
 ④そもそも妊娠を認めない。
当初は妊婦に対する不当な扱い、差別的な対応などが「マタハラ」でしたが、近年は更に範囲を広げて上記の通りとなっています。セクハラとの線引きが難しいですが、妊娠等に関する事で女性本人が不快に感じたら「マタハラ」扱いとなります。

マタハラの由来

「マタハラ」という言葉がが世に登場したのは、1990年代後半となります。この頃から本格的に政府や企業も、女性の社会進出における男女差別を無くそうと躍起になり、セクハラ相談の中に「マタハラ相談」コーナーを設けたり、マタハラ防止の冊子を作るなどして、精力的な活動を取り組んでいました。しかし、本格的な普及には至らす「マタハラ」は相変わらず根強く残り、女性の不満が募る日々でした。転機となったのは、2014年10月の最高裁判判決と同年の流行語大賞で「マタハラ」がノミネートされた事です。これにより、女性の立場向上やパワハラセクハラとはまた違う、第三のハラスメントとして認知される動きが加速されました。
因みに「マタハラ」は、母や母性、妊婦を意味する”マタニティ”と、苛めや差別や嫌がらせを意味する”ハラスメント”を合わせた和製英語です。

マタハラの文章・例文

例文1.今の若い男性はマタハラを受け入れ理解しているが、おじさん世代は時代錯誤な人が多い。
例文2.マタハラは男性上司や同僚だけでなく、女性同士でも起こっている。
例文3.マタハラだけでなく、ジェンダーハラスメントやモラルハラスメントも理解するべきである。
例文4.マタハラをしないで女性の気持ちを理解できる男性が、今はモテる理由だ。
例文5.マタハラが発覚すると、苦痛を与えた当人は出世の見込みは閉ざされる。

「マタハラ」の意味からして、職場や上司・同僚との例文になってしまいます。個人的には、今後は公共の場などにおいても「マタハラ」となる認定される案件が増えると思います。そもそも、妊婦と苛めや嫌がらせを合わせた言葉なので、職場だけという狭い範囲限定とするのは無理があるのです。

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マタハラの会話例

  • 質問者アイコン

    「マタハラ」という言葉を聞くと、妊娠している女性にうっかり冗談も言えない感じがします。

  • 回答者アイコン

    そこまで過敏に反応する必要はないけど、確かにハラスメントの主張や権利が強くなると、人との交流が面倒に感じるよね。

  • 質問者アイコン

    そうなんですよ。だから、職場にも妊娠している女性がいるけど、どう対応するべきなのかよく分かっていないです。幸い、グループが違うので接する機会がないので助かっています。

  • 回答者アイコン

    でも、そんな風に思ったり感じているのも、一種の「マタハラ」に近いからね。妊娠している方に普通に接して、差別しない対応が大事なの。

「マタハラ」に過敏になる男性と、そこまで気にしないで普通に接するよう促す女性の会話内容です。

マタハラの類義語

「マタハラ」の類義語には、「パワハラ」「セクハラ」などの言葉が挙げられます。因みにこの3つが、3大ハラスメントです。

マタハラまとめ

「マタハラ」はパワハラセクハラと同じハラスメントの一つで、今では企業で働く女性や妊婦の立場や権利を守る武器として、広く認知されています。妊娠や出産で、妊婦が職場から嫌がらせや差別的な事を受け、肉体や精神的な苦痛を感じると「マタハラ」となります。最近の日本では、大企業を中心にして減少傾向となっていますが、未だに女性や妊婦の立場や環境は悪く、それが男性社員が育児休暇を取得できない要因となっているのも事実です。しかし、別角度からみると、どの企業も人手不足が構造的な原因としてあり、これ以上人員が減ると、職務に支障をきたすようになっています。人手不足が解消されないと、根本的な「マタハラ」問題も暗礁に乗り上げたままで、進みそうにならないです。

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