情報の真偽がわかずファクトフルネスに陥る様子

ファクトフルネス(FACTFULNESS)

少し前に、「TED TALK」で大人気のスウェーデン医師であった、ハンス・ロスリングさん他の著書である「ファクトフルネス」という本が日本だけでなく世界で大流行しました。読んだことがない人でも、その本の表紙や名前は聞いたことがあるという人は多いのではないでしょうか。この本には、私たちが小さな頃から「常識」だと思っていたことは、データに基づいて見てみると、全くの見当違いなのだと気付かせてくれる内容が盛り沢山となっています。では、この本のタイトルである「ファクトフルネス」とはどういう意味なのでしょうか。今回はその言葉について、詳しく解説していきたいと思います。

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ファクトフルネスの意味

ファクトフルネス」とは、「先入観や思い込みを排除した、データに基づいた目線」を意味します。
例えば、東南アジアの国の一つであるタイのバンコクですが、いまだに「タイ」と聞くだけで、「東南アジアの貧しい国」とイメージする人が多いのが現状です。
しかし、実際に行ったことのある人なら分かるかと思いますが、バンコクの街中には大量に巨大なショッピングモールなどの建物が並んでいます。リーズナブルな洋服を揃えているお店もあれば、高級ブランドが立ち並ぶモールもあります。
シェアリングエコノミーの代表例である、「Grab」という配車サービスもバンコク市内ではかなり浸透しています。
私も利用したことがるのですが、飲食店でお会計の前にアプリで配車の依頼を出すと、店から出る頃には、目の前に車が到着していたなんてこともありました。

ファクトフルネスの由来

まず、「ファクトフル(FACTFULL)」というのは、「事実に満ちている」という意味で、「ネス(NESS)」は「〇〇な状態・〇〇な性質」を表します。この二つの言葉を合わせて、「事実に溢れた状態」から転じて、「データという事実に基づいて世界を見る」という意味の、「ファクトフルネス」という言葉が誕生したと言われています。

ファクトフルネスの文章・例文

マジョリティーに流されるのではなく、ファクトフルネスを以って物事を判断すべきだ。
彼の主張はファクトフルネスが欠けており、どうしても腑に落ちない。
常にファクトフルネスを持ち続けるのは容易ではない。
彼は私情が絡むとどうしてもファクトフルネスを失ってしまう。
ファクトフルネスを持たない人は、感情論で物事を判断してしまう。
ファクトフルネスは世界中で流行した本であり、興味がある人は一度読んでみるのもいいでしょう。

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ファクトフルネスの会話例

  • 質問者アイコン

    コロナウイルスは若者には感染らないから、マスクをしなくていよね。

  • 回答者アイコン

    そんな情報どこで手に入れたの?

  • 質問者アイコン

    まとめサイトに書いてたよ!

  • 回答者アイコン

    もっとファクトフルネスがある情報源を信用しないと!

今回の新型コロナウイルス騒動でも、多くのデマや、怪しい情報が拡散されましたね。
ファクトフルネスを持つことは、自分の身を守ることにもつながりますので、日頃から特訓しておきましょうね。

ファクトフルネスの類義語

ファクトフルネス」の類義語には、「リテラシー」や「客観的」などが挙げられます。

ファクトフルネスまとめ

今回は、「先入観や思い込みではなく、具体的なデータに基づいて物事を判断する」という意味の、「ファクトフルネス」という言葉について解説しました。
ファクトフルネスが現代の我々に欠如している原因は様々ですが、第一に、最も身近でファクトフルネスであるべき「テレビやその他メディア」が嘘に塗れていることが大きな原因ではないでしょうか。
情報リテラシーのない人たちはいつの間にかメディアの傾向報道に騙され、一度思い込んだものはまるで自分の意見であるかのようにSNSで撒き散らす。テクノロジーの発展によって多くの情報に簡単に触れられるようになりましたが、それと並んで、デマやフェイクニュースに騙されるリスクも増加しました。これからの教育に必要なことは、既存の知識を伝えるのではなく、「情報へのたどりつき方・取捨選択の仕方・活かし方」なのではないでしょうか。

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