「船頭多くして船山に登る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 船頭多くして船山に登る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる) 「船頭多くして船山に登る」とは「リーダーとなる中心人物が多くて命令が統一されないと、現場は混乱し物事が上手くいかない例え」です。リーダーが多いとそれぞれが真逆の命令を下す場合もあり、すると物事は当然ながら上手くいかずダメになってしまいますよね。そんな教えとな... ことわざ・慣用句 2023年12月1日
「水泡に帰する」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 水泡に帰する(すいほうにきする) 「水泡に帰する」とは「それまでの苦労や努力が全て無駄に終わってしまう事」です。失敗から学ぶ事も確かにありますが、それは成功を成し遂げたからこそ「あの時の苦労は」と語れる訳で、ずっと失敗続きで終了したらそんな良い思い出にはなりませんよね。失敗や無駄とは、必死に努力した後ほど無力感が漂い同... ことわざ・慣用句 2023年11月30日
「人後に落ちない」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 人後に落ちない(じんごにおちない) 「人後に落ちない」とは「相手と自分の実力などを比較して、『負けていない』や『劣らない』という強い気持ち」です。あれこれと人と比較をするのは疲れる生き方ですが、同時にやる気を漲らせる糧となるのも事実です。冷静になれば多少劣っていても、気持ちの面では負けていないと思えば気合をいれて、もう... ことわざ・慣用句 2023年11月30日
「手を拱く」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 手を拱く(てをこまぬく/てをこまねく) 「手を拱く」とは「腕組み状態からの『傍観』や『何もしない非協力な姿勢』」です。世の中が便利になるほど助け合いの文化は廃れるので、そこに日本人らしい他人に関与しない態度も合わさると傍観する姿勢でいる方がトラブルを避けられる気がしますよね。面倒事に巻き込まれるのは御免なので、自分を守... ことわざ・慣用句 2023年11月28日
「功を奏す」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 功を奏す(こうをそうす) 「功を奏す」とは「施策や作戦が成功して良い結果が出る事」です。人生とは選択の連続であり、年を重ねて経験値が上がっても今度は慎重になるのでどうしても守りを選びがちで、すると大きな成功は掴めないので結果的には失敗は回避できてもどうにも面白くなくなります。逆に攻めの姿勢となると今度は失敗も多くなりま... ことわざ・慣用句 2023年5月18日
「口火を切る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 口火を切る(くちびをきる) 「口火を切る」とは「他よりも最初に行動をしたり、会話を始める喩え」です。「先手必勝」という四字熟語があるように多くの事は最初に行動起こす方が有利に働く場合が多く、もちろん時には反対に状況を確認した上で後出しのように遅れてやる場合が良い結果となる事もあります。状況次第と言えばそれまでですが、日... ことわざ・慣用句 2023年4月13日
「仏作って魂入れず」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず) 「仏作って魂入れず」とは「仏像作りで最も大事な魂入れを忘れて台無しにした事から、大事な事を忘れて失敗したりこれまでの努力が無駄になる喩え」です。成長とは失敗を繰り返すものなので、誰しも一度や二度はとんでもないミスを犯した事があると思います。それは仏像作りを任された優秀な... ことわざ・慣用句 2023年3月12日
「仏の顔も三度まで」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 仏の顔も三度まで(ほとけのかおもさんどまで) 「仏の顔も三度まで」とは「温和で我慢強い人でも三度も無礼をされると流石に怒り出す事」です。仏教の教えとは基本的には人を許し受け入れるという前提がありますが、それでも無法な行為を繰り返す者には時には怒る事もあるのです。しかし、怒りを露わにしても慈悲深い心できっと相手を許して改... ことわざ・慣用句 2023年3月11日
「憎まれっ子世に憚る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 憎まれっ子世に憚る(にくまれっこよにはばかる) 「憎まれっ子世に憚る」とは「子供の頃は皆から嫌われても、大人になるとそれが返って良い方に転がって成功したり威勢を振るう存在になる喩え」です。平凡で大人しい子供よりも、生意気であったり言う事を聞かないぐらいの方が大物になる可能性を秘めているようで、そんな多少の生意気さが自主... ことわざ・慣用句 2023年3月10日
「人の噂も七十五日」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち) 「人の噂も七十五日」とは「どんな噂話も数カ月も経てば誰も関心が無くなる事から、噂とは一時的なものという教え」です。多くの人は自分の噂話は腹立たしいが、人の噂ほど面白おかしくて興味が湧く事もないと思います。休憩時間などに全員が共通テーマで盛り上がるのは居ない人の噂話が最... ことわざ・慣用句 2023年3月9日
「海の藻屑と消える」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 海の藻屑と消える(うみのもくずときえる) 「海の藻屑と消える」とは「海で死んでしまい遺体が発見されない喩え」です。水難事故とはどうしても避けられないところがあり、例えば川の場合は遺体が発見されるケースも多いですが、海の場合はその圧倒的な広さから捜索にも限界があり、どうしても発見されず打ち切りとなるのです。そんな遣る瀬無... ことわざ・慣用句 2023年3月7日
「顎を出す」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 顎を出す(あごをだす) 「顎を出す」とは「体力が無くなり疲れ果てた喩え」です。酷く疲れると元気は無くなり無口になって、顔の表情も曇り全体的に覇気が無くなりますよね。そんな疲れた状態を表す諺や慣用句は多数存在しますが、足が前に出ないで腰が引けた状態を表しているのが「顎を出す」です。 顎を出すの意味とは 「顎を出す」の意味... ことわざ・慣用句 2023年3月7日
「藁千本あっても柱にはならぬ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 藁千本あっても柱にはならぬ(わらせんぼんあってもはしらにはならぬ) 「藁千本あっても柱にはならぬ」とは「藁のように弱いものがいくら集まっても、柱のように役立つ事はない喩え」です。諺とは面白いもので藁を強靭や強いと捉える時もあれば、相反するように細くて弱いと一刀両断する事もあります。編み出した人が違うと見方もそれぞれと言... ことわざ・慣用句 2023年2月26日
「呻吟」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 呻吟(しんぎん/によう) 「呻吟」とは「苦しみや悲しみからの呻きで、低い声でうんうんと唸っている様子」です。あまりにも頭が痛かったり、熱が出てボーっとしていると自然と苦しみから呻き声を出してしまう事があります。また、体調は良くてもトラブル解決などで頭をフル回転させると苦しみから同じく呻きが出てしまうものです。そんな状態... ことわざ・慣用句 2023年2月25日
「礼も過ぎれば無礼になる」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 礼も過ぎれば無礼になる(れいもすぎればぶれいになる) 「礼も過ぎれば無礼になる」とは「相手に感謝を伝える礼儀も度が過ぎると失礼になる事」です。古代中国から現代日本まで脈々と受け継がれているのは礼儀であり作法ですが、これも使い方次第なところがあり、礼儀に拘るあまり相手に不快感を与えては台無しになるのです。よって、適切な作... ことわざ・慣用句 2023年2月24日
「与太を飛ばす」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 与太を飛ばす(よたをとばす) 「与太を飛ばす」とは「でたらめや冗談などのふざけた笑い話の全般を表した諺」です。最近はあまり言われないようですが、昭和の時代ぐらいまでは子供が冗談ばかり言ったりふざけていると、親から「与太を飛ばすな」と注意されたものです。ですから「与太を飛ばす」とは注意やツッコミの立場が口にするのが多いか... ことわざ・慣用句 2023年2月24日
「来年の事を言えば鬼が笑う」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 来年の事を言えば鬼が笑う(らいねんのことをいえばおにがわらう) 「来年の事を言えば鬼が笑う」とは「予測不可能と分かってもあれこれと来年どうなるか口にするのは無意味で、鬼でも笑ってしまうという事」です。愚かだと分かっていても、明日や1週間後などの未来を色々と考えてしまうものですよね。それは純粋に楽しさと不安からですが、冷... ことわざ・慣用句 2023年2月23日
「網無くして淵にのぞむな」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 網無くして淵にのぞむな(あみなくしてふちにのぞむな) 「網無くして淵にのぞむな」とは「網も用意せず魚を捕まえられない事から、事前準備が成功に繋がる喩え」です。昔の人なら網が無くても魚ぐらいは捕まえられると思いますが、容易に捕まえるなら網が有った方が絶対に便利ですよね。ですから、何事も効率さなどを重視すれば事前に物事の準... ことわざ・慣用句 2023年2月22日
「煩悩の犬は追えども去らず」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず) 「煩悩の犬は追えども去らず」とは「愛犬が飼い主に懐くように、煩悩もいくら追い払っても付き纏い離れる事がないとする喩え」です。苛酷な修行を積んだ僧ですら煩悩を払拭できないのですから、我々凡人が煩悩を払えないと落ち込む必要はないのです。上手に付き合い、時には煩悩に... ことわざ・慣用句 2023年2月21日
「朝起き千両夜起き百両」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説! 朝起き千両夜起き百両(あさおきせんりょうよおきひゃくりょう) 「朝起き千両夜起き百両」とは「早起きして朝働く方が夜遅くまで働くより効率が良い喩え」です。朝起きてから働くのが千両の価値だとすれば、夜遅くまで我慢して働くのは百両の価値しかなく、その差は10倍にもなると昔の人達が説いた「朝起き千両夜起き百両」の解説となります... ことわざ・慣用句 2023年2月21日