「尽力」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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尽力(じんりょく)

「尽力」とは「目的を達成する為に力を出し切る事」です。自分が持つ全ての力を使って頑張るとなり、心底から真剣に力を尽くしています。ある意味で実に日本らしい表現であり、頑張るのは結果よりも力を尽くす過程が大事とも受け取れますが、それぐらい必死になるべきという事なのでしょう。それでは力を出し尽くす「尽力」の解説となります。

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尽力の意味とは

「尽力」の意味は以下の通りとなります。
 (1)力を尽くす。骨を折る。努力。
 (2)ある目的を達成する為に力を尽くす事。
 (3)ビジネス現場などで上司や立場が上の者に対して、努力をすると誓ったり感謝を伝える事。
「尽力」は文字通り「力を尽くす」となり、自分が持っている力を全て出し切るほど頑張る事です。何かを成し遂げようと心から行動する事で努力・奮闘・奮励・心掛けるなどもほぼ同じ意味合いとなりますが、最も多い使い方が「尽力を尽くす」や「尽力する」なので相手の為に自分の力を注ぎこむという意味があると理解できます。その一方で、逆に立場が上の者が自分に対して力を貸してくれた場合は敬語で「御尽力ありがとうございます」となり、その人の力添えに感謝を伝えています。この形は特にビジネス現場などで使われる事が多く、例えば先ほどの「御尽力ありがとうございます」を努力に置き換え「努力のほどありがとうございます」でも意味は通じますが、普通はこれは誤用であり相手に失礼となります。「努力」の敬語が「御尽力」なので、目上などの人には「御尽力」か「尽力」を使うのが無難になります。立場によって変えるのが面倒ならビジネス現場は相手が部下だろうと全て「尽力」で通して、プライベートは「努力」にすれば混乱や失礼になる事もないでしょう。

尽力の由来

「尽力」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては明治時代初期の欧米諸国の文化を伝える「西洋聞見録」などに文言が記されています。

尽力の文章・例文

例文1.「高齢化で財政難なこの村の発展に尽力を尽くす」と全国最高齢の村長が村議会で声高に表明した。
例文2.バカ息子や女房が悪さを働いたが、警察上層部に圧力を掛けてくれたお礼にと先生へ「御尽力のほどありがとうございます」と頭を下げ、いつも通りに賄賂を隠した饅頭を渡したのでこれで当面は安泰だとホッとした。
例文3.会議の最後、チームリーダーに抜擢されたライバルの同僚が上司に向かって「我が社の事業発展に尽力いたします!」と誓った翌日から出勤しなくなり、職場には痴漢で逮捕拘束されたという噂が流れ皆がその話題で持ち切りになった。
例文4.今後は某アイドル達もテレビ局から手のひら返しをされ、「これまでの尽力には感謝しますが…」とプロデューサーなどに形だけ感謝をされて番組が打ち切りになっていくのだろう。
例文5.増税メガネが与党の最高権力者たちに深々と頭を下げ「御尽力させていただきます」と言った後、手先である総理補佐官を招集し「増税するぞー!」と笑顔でハイタッチして、まずはサラリーマン増税と自動車増税を総選挙後に絶対実現させる為の基本方針をまとめる事にした。
「尽力」を使った例文となります。

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尽力の会話例

  • 俺はさあ、高校卒業してからずっとこの会社の為に身を粉にして働いてきたんだよ。もう20年以上、忠誠を誓って尽力を尽くしたのに…。

  • はいはい。不景気でリストラにあったのよね。他のお客さんもいるから、もう少し静かにしてよね。

  • うるせー! 俺は会社の為にずっと我慢して働いたんだよ。それを、たった1回の飲酒運転の交通事故でクビにしやがってー!

  • ちょっと、いい加減にしてよ。飲酒運転でクビは自業自得じゃないの。

飲酒運転で会社をクビになった男が飲み屋でくだを巻くという内容です。

尽力の類義語

「尽力」の類義語には「献身」「奉仕」「奉公」「粉骨砕身」「サービス」「取組」「労力」「苦労」「励む」などの言葉が挙げられます。

尽力の対義語

「尽力」の対義語には「邪魔」「妨害」「妨げる」「障害」「怠惰」「怠慢」「無駄」などの言葉が挙げられます。

尽力まとめ

全力を尽くして物事に取り組むのが「尽力」です。家族や友人など日常的には「努力」を使う方が多いですが、ビジネス現場などでは敬語となる「尽力」を使うのが望ましく、さらに目上の人には「御尽力」とした方がさらに良いでしょう。自分が頑張るなら「尽力する」「尽力させていただく」、相手の努力に感謝なら「御尽力をいただき」といった形になります。

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