「怠慢」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

怠慢(たいまん)

「怠慢」とは仕事や学業などやらなければいけないことを怠ることです。よく、“あの人の行動は怠慢だ”などというニュアンスでも使われますが、それはやらなければいけないことを怠っていてそれを指摘されていることを指します。今回はその「怠慢」について解説します。

怠慢の意味とは

「怠慢」の意味は以下の通りです。
・仕事や学業などやらなければならないことをしないこと。
・日頃からだらしないこと。
仕事でやらなければいけないことを怠ることを“職務怠慢”とも言います。
怠慢と似た言葉に「怠惰」というものがありますが、怠惰とはなまけていてだらしのないことで、怠慢とはまた少し意味が違います。怠慢とはやらなければいけないことを怠るという意味合いの方が強いので、日常生活では怠惰、仕事などでは怠慢といったイメージで覚えておくと良いかもしれません。

怠慢の由来

「怠慢」とは、“なまける、おこたるといった意味の「怠」”と、“心が緩んでいて締まりがないという意味の「慢」”を組み合わせた言葉です。

怠慢の文章・例文

例文1.最近遅刻が多くて怠慢が過ぎると怒られた。
例文2.テストで赤点を取ってしまった。これは日頃の怠慢な授業態度故に起きた結果だと反省した。
例文3.新たな職場で、職務怠慢な行動はしないよう心がける。
例文4.彼の怠慢な態度には呆れる。
例文5.怠慢でやらなければいけないことをつい忘れてしまっていた。
「怠慢」とは、意味の通り良いニュアンスで使われることがありません。怠慢な行動には気をつけたいですね。

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怠慢の会話例

• 

  D君は今日も宿題を忘れたんだって。
• 

  最近多いね、いつも先生に怒られてるじゃない。
• 

  うっかり忘れたって言ってたよ。
• 

  彼の怠慢さは前から知っていたけど、最近特に多いね。

宿題を忘れてしまったクラスメイトのD君について話している様子です。

怠慢の類義語

「怠慢」の類義語は、「怠惰」、「横着」などです。

怠慢まとめ

「怠慢」とは、仕事や学業などのやらなければいけないことを怠ることです。仕事や学業だけでなく、友人との約束などを怠ることも怠慢になります。日常生活において怠慢は決して良くないことなので気を付けたいですね。