キャピタルゲイン(capital gain)

キャピタルゲインは、ちょっと英語に詳しい人なら、聞いただけで利益が絡んでいることが分かる言葉です。そして、キャピタルという”首都”や”中心”を表すことが頭に付いていることで、何か大きな意味があるようにも見えます。

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キャピタルゲインの意味とは

キャピタルゲインとは、主たる目的によって出た利益を表す言葉です。ゲインはそのまま英語で利益を表す言葉で、それにキャピタルという些か大袈裟な言葉が最初に付いていますが、それだけこのキャピタルゲインを出すことが金融取引では大事だという意味に他なりません。
金融取引の種類によっては、このキャピタルゲイン以外に利益を出す方法がある場合がありますが、それらはまた別の言葉で表現されます。株式の取引の場合、株式そのものを売買して出た、それを入手するのに掛かった金額との差額のことになります。

キャピタルゲインの由来

キャピタルゲインという言葉の由来は、英語から訳の通り、そのまま”中心たる利益”という意味からです。日本語で表現すると「主収入」です。
ですが、その主収入と副収入がある人の主収入のことを特にキャピタルゲインとは言いません。この言葉はあくまで金融用語としてだけ使ってください。

キャピタルゲインの文章・例文

例文1.今回のキャピタルゲインは結構期待できそうだ
例文2.その金額で売ってしまってはキャピタルゲインが全く出ない
例文3.何もキャピタルゲインだけが全てではない
例文4.これではキャピタルゲインどころかマイマスだ
例文5.大きなキャピタルゲインが出せてとても満足した
株式やFXの取引であれば、その売買益こそがこのキャピタルゲインです。これらの金融取引では、基本的に買った値段より高い値段で売ることで利益を出すものです。
その行為こそがそれらの取引における王道で、だからこそ、それによって出た利益をキャピタルゲインと呼ぶのです。

キャピタルゲインの類義語

キャピタルゲインの類義語は、先にも挙げた「主収入」、そして、「譲渡損益」という言葉です。ただし、後者は多少意味合いが異なり、こちらは利益と損失の両方のことを表す言葉です。よって、株式の売買で利益が出た場合にはその金額に対して、反対に損失を出してしまった時にもその金額に対して使います。キャピタルゲインは純粋に利益に対してのみ使う言葉なので、利益を出した場合のみ、同じ意味で使うことができるということです。
尚、利益だけを表現する場合には、「譲渡益」と表現し、これだとキャピタルゲインにとてもよく似た意味の言葉になりますが、金融取引の世界ではあまりこちらの言葉は使わず、譲渡損益の方を主に使っています。

キャピタルゲインまとめ

どのような金融取引も、キャピタルゲインを出すことを一番の目的として行います。その為、多くの種類の金融取引で普通に使われるので、何かしらの取引を始めると、自然に自分でも使うようになる言葉です。

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