配当金

配当金ほど肝心な部分を誤解、或いは理解されていない言葉もないのではないでしょうか? 意味合いとしては、「決算期毎に企業利益を株主に還元する現金」となります。だから、ある企業の株を購入し、株主になれば自動で配当金も貰えると勘違いしていませんか?
しかし、実際に配当金を手にするには、いくつもの条件があります。そこで、配当金の詳しい意味、由来、そして確実に配当金を手にする方法を解説させていただきます。

配当金の意味とは

配当金の意味は、「決算期毎に企業の利益を株主に還元する現金」となります。先ほどと同様の説明ですが、補足すると「利益の一部」を支払うものです。ですから、配当金が出せる(ほど利益を上げた)企業でも、今回は「配当金なし」という可能性もあります。要するに、株主に還元するより今回は内部留保とする事もありますし、反対に別の企業によっては決算期以外にも配当金や別名目で現金を還元する場合もあります。

「配当金を手にする為に」
東証一部上場など大企業の株を購入する必要があります。もちろん、配当金を支払う企業という大条件が必須で、さらに「権利付き最終日」までに購入しておくべきです。
「権利付き最終日とは何?」
配当金を出す企業の多くは、3月や9月の年2回となる事が多いです。それは、この時期が決算となるので、そこで配当金を支払うのです。3月や9月の月末が、権利確定日となりますが、実際にはその3営業日前までに株を購入しておく必要があります。それが、権利付き最終日となります。
「配当金の金額はどれぐらい?」
配当金の利回りは平均数%で、3%以上だとかなりの高配当とされます。端的に言ってしまうと、手元の10万円で某企業の株を購入したとすると、配当金は数%が年2回となるので、2~3千円の2倍で大凡で年間5千円となります。また、配当金も税金が掛かるので、実際に手元に入るのは約20%引かれて4000円となるのが一般的です。
「配当金のデメリットは?」
配当金を狙うのは、どの投資家も考えが同じとなります。ですから、権利付き最終日までに購入を考えるので、そこで株価は上がりますが、その後は下落する事が多いです。また、業績が悪かったり、不祥事、或いは企業側の判断で配当金を出さない事もあります。
また、配当金は「1株あたり○円」となるので、購入した時期よりも大きく株価が下がってしまうと、結果として数%の配当金が年2回貰えても、結果的には大損という事がよくあります。

配当金の由来

「配当」は、そもそも会社・保険・ギャンブル・破産手続きなどで用いられる専門用語で、主に現金を分配する事です。
配当金の歴史は、株の歴史でもあり、誕生と同時期に既に配当のシステムが出来上がっていたようです。株式会社の誕生は1602年、航海による失敗リスクを軽減するもので、出資者から資金を集め、それを元手に航海をしてインドの特産品を欧州に運んでいました。特産品を売却して利益となり、出資者に還元していたのが、配当金の始まりと推測できます。
日本の場合、1863年に坂本龍馬が貿易会社を誕生させ、そこでは利益を配当金として還元する、現在のスタイルが完成していたとされています。

配当金の文章・例文

例文1.高額配当金が必ずしも優良企業ではない
例文2.配当金には特別配当もある
例文3.配当金は銀行利子よりお得だ
例文4.損をする事もあるのが配当金だ
例文5.配当金を狙って投資をすると損をする?
投資初心者、或いは大金を動かす大口投資家が配当金を狙って取引する事が多いです。考える事は皆同じなので、簡単に毎年数回、現金が手に入ると思われますが、例えば年間を通して株価が下落している時などは、配当を貰っても株を売却すれば大損ですし、また配当そのものが減額になったり、出ない時もあります。配当金狙いの投資が、上手くいかない理由がいくつもあるのが現状です。

配当金の類義語

配当金の類義語として、「株主優」「株主配当」「投資利益」となります。

配当金まとめ

株取引で初心者が期待するのが配当金となります。確かに、優良企業を購入するだけで安定的に年2回の配当が得られますが、投資金額が少ないと微々たる金額ですし、株価値下がりなどのリスクもあります。
また、配当金がない企業でも、会社の利益を新設備など生産に回し、さらに成長する方針をとる事で、結果的に株主に還元する場合もあります。どちらが良い投資先かは、個人の判断となります。

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