輪廻転生

輪廻(りんね)

漫画やアニメで「輪廻」という言葉を知った人が多いかと思いますが、実はこの「輪廻」という言葉、元々は仏教に由来する用語だとご存知の方は少ないのではないでしょうか。今回はインドの転生観である「輪廻」について解説していきます。

輪廻の意味とは

「輪廻」とは、次のような意味を持ちます。
(1)生類が永遠に生死を繰り返すこと
(2)連歌・連句で、一巻のうちに同意、同想の言葉や意味が繰り返されること
(3)地学現象が一定の順序で生起し、循環的に繰り返すこと
(4)執着の気持ちの強いこと
ここでは(1)について詳しく説明していきます。輪廻転生とは人間、動物あるいは植物などの霊魂が何度も転生し、新たな生類として生き、そして死を繰り返すことを意味します。インドの伝統的な転生観では、生前の行いによって、次に生まれ変わる生類が決まるとされており、この限りなく繰り返される生と死の連鎖から、二度と転生することがない解脱を最高の理想としているようです。

輪廻の由来

輪廻という漢字は、一説では生命が永遠に生と死を繰り返す様を車輪の軌跡に喩えたことから来ているとされています。また、日本語読みの「りんね」は、連音によるものです。

輪廻の文章・例文

例文1.仏教において輪廻思想が教義の前提となっている。
例文2.原始仏典では、天上、人間、畜生、餓鬼、地獄の五道輪廻が説かれている。
例文3.経典によっては修羅を一つの道とし、六道輪廻と称している。
例文4.ジャイナ教によると輪廻に始まりはなく、魂は悠久の過去から業に縛られている。
例文5.有情、輪廻して六道に生まるること、なお、車輪の始終なきがごとし。
輪廻という言葉は、様々な宗教で使われています。

輪廻の会話例

  • 質問者アイコン

    輪廻転生って本当にあると思う?

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    急にどうしたの?

  • 質問者アイコン

    ふと思っただけ。もし生まれ変わってもまた人間がいいな〜

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    じゃあ日頃の行いを良くしないとね。

インド哲学では、生前の行為つまりカルマの結果、次の多様な生類となって生まれ変わるとされています。

輪廻の類義語

輪廻の類義語には「転生」があります。

輪廻まとめ

輪廻転生について、科学はまったく追いついていませんが、お釈迦さまは仏の悟りによって、次のように教えられています。
「有情、輪廻して六道に生まるること、なお、車輪の始終なきがごとし」
私たちは果てしない過去から永遠の未来に向けて、生と死を繰り返し、車輪のようにただ回っている、とされています。もし本当に輪廻転生があるとしたなら、あなたは何に生まれ変わりたいですか?

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