温厚篤実は人間関係の基本だ

温厚篤実(おんこうとくじつ)

日々を生きていると「こんな人になれたら素敵なのにな」と他人が羨ましくなることもあります。理想の人格といわれているのが、温厚篤実という人柄です。性格は変えられないというものの、心がけひとつで実は自在に操れる生き物。温厚篤実の中身を知って、人付き合いのコツを学んでいきましょう。

温厚篤実の意味とは

温厚篤実【おんこうとくじつ】とは、人当たりがとても良くマジメで誠実であることです。温厚という文字に表れているとおり、温かみがあり常にまわりの人に愛される性格を意味しています。篤実には情にあつい…という意味もあるため、思いやりがあり細やかな気配りができる人と言い換えることもできるでしょう。

温厚篤実の由来

温厚篤実が生まれたのは、中国の易経と礼記によるもの…という説もあります。それぞれ温厚と篤実についての記載があり「人としての見本」として著されています。マジメ一本を貫きとおすと、どこかで角が生まれることもあります。相手に対する思いやりと情を忘れないのが、温厚篤実という理論です。相手に対する「温かい心の目」をもっていると、自然と関係性には安らぎが生まれます。

温厚篤実の文章・例文

例文1.あの先生はとても温厚篤実なので、多くの生徒から好かれている
例文2.亡き祖父は、温厚篤実な人柄でした
例文3.コミュニケーションの基本が温厚篤実だ
例文4.温厚篤実な特技を生かして、彼は営業成績を伸ばしていった
例文5.私の座右の銘は、温厚篤実です
ハイスピードな時代を生きていると、思いやりや誠実さという初心を置き去りにしてしまうことがあります。温厚篤実は今の時代にこそ持っておきたい、生きる知恵なのかもしれません。

温厚篤実の類義語

温厚篤実の似た意味を持つ言葉として、「柔和」「温順」「温柔敦厚」「眉目温厚な」どがあります。敵をつくらず味方に囲まれる、そんな生き方ができるのが類義語の意味です。

温厚篤実まとめ

人としての理想の在り方…として引き合いに出されるのが温厚篤実です。温厚篤実には優しくて情にあつく、マジメで誠実なことを意味する言葉です。人と人のつながりが薄くなる昨今。メールやLINEなどデジタルのやり取りが増えて、どうコミュニケーションを取ればよいか迷うこともあります。コミュニケーションの基本は、相手を大切に思うこと。独りよがりな態度を取らないことが、オンもオフも楽に生きられる近道かもしれません。

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