水に流す(みずにながす)

「水に流す」とは「謝罪などを受け入れたり悪い感情を払拭し、過去のわだかまりを忘れて終わりにする事」です。いつまでも争っていたり不快の感情を持ち合わせても仕方がないので、前向きで大人の対応ともなります。それでも表面上は「水に流す」として、実は腹の中は煮えたぎっているというのもよくありますが、そんな事も含めての関係構築となります。では「水に流す」の解説となります。

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水に流すの意味とは

「水に流す」の意味は以下の通りとなります。
(1)過去にあったわだかまりを全て無かった事にする。
(2)従来のいきさつや悪い感情などを一切忘れて終わりにする。
(3)「水にする」「水になす」も同義。
「水に流す」は文字通り全てを水で流してしまう事なので、特に揉め事などのいざこざやわだかまりの感情を全てチャラにして無かった事にするという意味です。友人や両親や兄弟などとの争いや確執で使われる事が多く、例えば「昨日の喧嘩は水に流して忘れよう」「全てを水に流して、新しい関係を築こう」といった風に使います。よって、謝罪であり許しを請うや再び関係構築の際に常套句のように用いられます。また、謝罪をされてもまだ怒りが込み上げているなら「水に流す事はできない」「まだ水に流せない」「水に流せる心境ではない」といった風にもなります。どちらにしろ、その多くは過去の人間関係のトラブルで使います。

水に流すの由来

「水に流す」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては日本の伝統芸能「歌舞伎」の「夜討曾我狩場曙」(1874年)などに文言が記されています。

水に流すの文章・例文

例文1.3年振りに再会した弟と両親の手前、これまでの確執を表面上は水に流す事にしたが、やはり性根では許す事が出来ず不穏な時間だけが過ぎていった。
例文2.ユーチューバ―やタレントの揉め事は全てお決まりのプロレスで、最初は仲良くてその後にいざこざが起こり、最後は水に流すという劣悪なエンターテイメントだ。
例文3.水に流した方が大人な対応だと分かっているが、やっぱり許せない。
例文4.捕まえた万引き客が泣いて謝罪をするので、「もう二度とやるなよ!」と水に流してやったら、野郎は翌週何事もなかったようにやってきて、また堂々と盗みをやりやがった。
例文5.水に流すのは簡単だが、この憤りは絶対に忘れてはならないので、どうしても謝罪は受け入れられない。
様々な謝罪などに関して「水に流す」を使った例文です。

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水に流すの会話例

  • 質問者アイコン

    ただいま(小さな声で)。

  • 回答者アイコン

    もう、まだ怒っているの? いい加減に水に流してよ。私が悪かったから。

  • 質問者アイコン

    いや、別に怒ってないよ(さらに小さな声で)。

  • 回答者アイコン

    その態度が絶対に怒っているじゃん。だいたい、その小さな声はなんなの?

喧嘩最中の夫婦のやり取りです。

水に流すの類義語

「水に流す」の類義語には、「帳消し」「チャラにする」「清算する」「不問」「目を瞑る」「お咎めなし」などの言葉が挙げられます。

水に流すの対義語

「水に流す」の対義語には、「根に持つ」「遺恨」「怨恨」「恨みを募らせる」などの言葉が挙げられます。

水に流すまとめ

「水に流す」は揉め事やいざこざなどの対人関係のトラブルを無かった事にして和解をする事です。互いに歩み寄る場合もあれば、どちらかが謝罪をしてそれを受け入れると「水に流す」となり、逆にそれでも許せない場合は「水に流せない」となります。

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