悪事はすぐに噂が広まる

悪事千里を走る

小さなイタズラをしようとしたら、おばあちゃんに「仏さまが見ているよ」と言われたことはありませんか。悪事千里を走る…は見ていないようで、誰かが見ていることを諭しているような深いことわざです。今を生きるあなたに向けて「悪事千里を走る」の意味について、お伝えしていきます。

悪事千里を走るの意味とは

悪事千里を走るとは、悪い出来事や評判は千里をかけ巡るごとく、あっという間に広まってしまうということです。コツコツ積み重ねてきた良いことも、ひとつの悪い評判によって、一瞬のうちに積み木倒しのようにうち消されてしまうことがあります。バレない・見つからないと思っても、どこかで誰かが見ている時代。できるだけ悪いことには、手を染めたくないものです。

悪事千里を走るの由来

悪事千里を走るは、中国の「北夢瑣言」という物語に出てくる逸話がもとになっています。それによると、ラッキーな出来事は決して門外に出ないのに、アンラッキーな出来事はあっという間に千里をわたってしまう…という一節が描かれています。良いウワサが広まるのは難しいのに対して、良くないウワサはあっという間に流出してしまうことを指しています。

悪事千里を走るの文章・例文

例文1.創業当社からの弊社のスローガンは、悪事千里を走るだ
例文2.悪事千里を走るというから、決して初心を忘れてはいけないよ
例文3.不祥事により株価が値下がりした、悪事千里を走るだな
例文4.ネット社会では悪い評判はあっという間に耳に入る、悪事千里を走るですね
例文5.悪事千里を走るにならないように、真心こめて対応させていただきます
インターネットで瞬時にニュースが読める時代、「悪事千里を走る」がわが身のものにならないように、規律ある行動がより求められる時にきているのかもしれません。

悪事千里を走るの類義語

悪事千里を走るの似た慣用句として「開いた口に戸は立たぬ」「隠すこと千里」「悪いウワサは翼をもつ」…などの言葉があります。どの言葉も「悪い評判ほど、光のように瞬く間に広まってしまう」という意味です。反対の意味として使われるのが「好事門を出でず」…にあたります。いい評判は簡単には広まない…という意味です。

悪事千里を走るまとめ

悪事千里を走るには、悪いおこないや評判は驚く速さで、世界中に広まるという意味があります。コツコツと積み重ねてきた努力や良いおこないも、ひとつの不祥事によって台無しになってしまうこともあります。
世間を甘く見るのではなく、いつも「誰かが見ている」と適度な緊張感をもって仕事や勉強をおこなうこと。正しいおこないを選択していけば、必ずや良いおこないが自分に返ってきます。

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