律儀(りちぎ)

「律儀」とは「礼儀や義理に厚く大切にしたり、義理堅く実直な人の事」です。どこかで馬鹿正直や真面目な感じがするので、どうも若い世代には嫌われている感じがする言葉ですが、実は若い女性が恋人に求める条件の「優しさ」「誠実」などは「律儀」な事でもあるのです。「律儀な人」は浮気などはしないですし女性を大切に扱い、嘘や騙したりしないので誠実でもあります。そんな現代の恋愛事情にも当て嵌まってもおかしくない「律儀」の解説となります。

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律儀の意味とは

「律儀」の意味は以下の通りとなります。
(1)極めて義理堅い。礼儀や義理を守り大切にする。
(2)馬鹿正直でお人好しな事。
(3)健康や丈夫で病気知らず。
(4)「律義」とも書き同義。
(5)「りつぎ」と読む際は義理堅いで、仏教用語の場合は悪行や過失に陥るのを未然に防ぐ事。
「律儀」は堅苦しいイメージがある言葉ですが、それは礼儀を大切にした生真面目や義理堅さが感じられるからです。どこか時代錯誤で現代には合わない感があり、そこが古臭く感じるのでしょう。しかし、現代的に言うなら仲間思い・約束を破らない・信頼や信用できるも「律儀」となり、実は最も頼もしい人の事でもあるのです。そんな事情から親分子分のヤクザだけでなく、政治家と秘書、上司と部下など上に立つ者が好むのは単に仕事が出来る能力高さだけでなく、義理堅さが感じられる人を好んだりするのです。それは秘密を守り、自分を守ってくれるような「律儀さ」に勝るものは他にはないからです。そんな事で「律儀」はこのような義理堅いという意味合いが最も一般的ですが、他にも健康や丈夫や仏教用語といった側面もあります。しかしかなり稀な使い方で通常は例えば、些細な事に対してお礼をきちんとする人を「本当に律儀な人ですね」と返したり、映画スター・高倉健さんのような不器用ながらも実直な人を「律儀で男気溢れる」と評したりします。

律儀の由来

「律儀」の由来は残念ながら不明ですが、文献としてはイエズス会が長崎で発行した「日葡辞書」(1603年頃)や江戸時代の散文文芸の仮名草子「浮世物語」(1665年頃)などに文言が記されています。

律儀の文章・例文

例文1.子供の頃から律儀な性格だったので誰よりも教室の掃除を真面目にやり、大人になってからは組の兄貴に代わって刑務所務めを果たして感謝され、出所後は幹部になって好き放題し、「律儀一筋」で人生バラ色だ。
例文2.SNSが流行ってからは律儀な者など皆無になったが、逆に今こそ堅苦しい人がウケると思うがどうだろう。
例文3.落とし物を拾ったので警察に届けたら、頭の中では「律儀な人ですね」と感謝される姿を想像したが、警官から「お前この前の痴漢だよな」と明らかに疑われ、確かにそうなので返事に困り、なぜこんなバカな事をしたのか悔やんだ。
例文4.父親とその実兄はどちらも大変律儀で、互いに子供を8人ほど作り兄弟で大家族という偉業を達成したが、一体誰に対して義理堅いのか己の欲求だけなのか死んだ今はまったく謎である。
例文5.スーパーで商品を探していたら隣の中学生が万引きを行い、ここは律儀に注意をしようと思ったが逆ギレされたら厄介なので、仕方がないので彼が盗んだ分まで募金箱に寄付する事にした。
義理堅いなどで「律儀」を使った例文です。

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律儀の会話例

  • 質問者アイコン

    部長と課長にお中元を贈るから、ネットから適当な商品を見繕っておいてくれないか?

  • 回答者アイコン

    あなたは本当に律儀な人ね!

  • 質問者アイコン

    そうか。普通だろ。

  • 回答者アイコン

    今時珍しいわよ。それに嫌味で言っているのよ。次からは、自分の小遣いで払って下さいね。

上司への中元を贈る事になり、夫婦の意見が対立するという中身です。

律儀の類義語

「律儀」の類義語には、「誠実」「実直」「忠実」「忠僕」などの言葉が挙げられます。

律儀の対義語

「律儀」の対義語には、「不義理」「狡猾」「ずぼら」「怠惰」「不真面目」などの言葉が挙げられます。

律儀まとめ

「律儀」は今時珍しい義理堅さや実直の事であり、またそんな事を大切にする人です。どこか昭和などの古臭い人情味溢れる世界観を感じさせますが、現在でも真面目に仕事をこなしたり正直な性格であったり、或いはお世話になった人を大切にしたり感謝するのなら本質的には「律儀な人」なのです。

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