ケースバイケース(case by case)

すべてが決まりきったように進んでいけばいいのですが、世の中何が起こるか分かった者ではありません。そんな時はケースバイケースで対応しましょう。この記事ではケースバイケースという言葉についてまとめていきます。ビジネスでは結構使う頻度が多いかもしれませんね。

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ケースバイケースの意味とは

ケースバイケースとは「状況に応じて」という意味で使われます。いつも通りではない不測の事態や、現場に出向いてみなければ状況が確認できないときなどに「ケースバイケースで」と使います。見方によっては「行き当たりばったり」と思えるかもしれませんが、マニュアルでは対応できない事態においてこそリーダーシップが発揮されます。ケースバイケースで適切に対応できる人は、冷静で頼れる人と信頼されます。

ケースバイケースの由来

ケースバイケースは英語が由来です。Case by caseの元の意味は「1つ1つ個別に」というような意味です。似たような英語の言い回しにone by one「1つずつ」やstep by step「1歩ずつ」などがあります。なので、本来の英語の意味では「1つずつ順番に片づけていこう」というようなニュアンスになります。これが転じて「その場の状況に応じて」という意味になったわけですね。

ケースバイケースの文章・例文

例文1.実際ケースバイケースで対処していくしかない
例文2.繁忙期で予定がうまくたたない。ケースバイケースでシフトを組み直す
例文3.ケースバイケースというが、こちらの予定もある
例文4.いつまでもケースバイケースでは先の見通しが立たない
例文5.お得意様の動きに合わせて、ケースバイケースで対応しよう
上記のように使います。上司が質問されて答えを用意してなかった場合など、よく言う言葉かもしれません。

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ケースバイケースの会話例

  • 質問者アイコン

    お客様から連絡が入りました。また一名、追加だそうです。

  • 回答者アイコン

    そうですか。困りましたね、食材が足りなくなってしまうわ。

  • 質問者アイコン

    しかも「とりあえず」と言っていたので、まだ増える可能性もあるかと。

  • 回答者アイコン

    お客様の都合自体はこの際仕方がありません。私が近場でありあわせの食材を仕入れてくるので、あとはシェフにケースバイケースで対応してもらいましょう。

宴会場での人数合わせにおいて不測の事態があったようです。ケースバイケースでの対応を余儀なくされていますね。

ケースバイケースの類義語

ケースバイケースの類義語としては「臨機応変」が挙げられます。場の状況に即して対応する点においてはほぼ同じ使い方ができます。同じ英語では「フレキシブルに」という言葉も似た意味になるでしょう。

ケースバイケースまとめ

ここまで、ケースバイケースについて見てきました。便利な言葉ですが、適当に言いすぎると質問者の不満を買ってしまうので、ちゃんと計画を練ることも必要ですね。

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