天才肌(てんさいはだ)

「天才肌」とは「特別な才能や能力、またはそんな雰囲気を持ち合わせる事」です。スポーツや芸術の天才や鬼才、或いは後世に名を残す歴史的な人物などを「あの人は天才肌だった」「○○の演奏は天才肌によるものだ」といった風に使うので、何度も目にしてきた事でしょう。また、日常会話でも友人などに意外な才能があると思わず「天才肌」と言ってしまう事もありますよね。そんな才能や能力についての言葉「天才肌」の解説となります。

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天才肌の意味とは

「天才肌」の意味は以下の通りとなります。
(1)天才かと思うほどに特別な能力を持っている。
(2)人に天才かと思わせる雰囲気がある事。また、天才のように振る舞う。
”天才”は「優れた才能」「生まれ付き備わる才能」「才能ある人」、”肌”は「皮膚」「表皮」「気質や気性」となり、特別な才能や能力ある人が「天才肌」となります。よって、「天才肌」と「天才」はほぼ同義でニュアンスがやや違うだけです。世間では「天才肌」<「天才」として、「天才」の方が上に扱う傾向がありますが、「天才肌」の”肌”は気質や気性の事で、気性の意味は「生まれ付きの性質」です。したがって「天才肌」=「天才」となるのですが、人からすると素直に認めたくない表れなのか天才っぽい雰囲気に対して「天才肌」と使う傾向があります。要は、「数学オリンピックの金メダル受賞」「世界ピアノコンクール優勝」といった肩書がある場合は、世間や第三者は誰も「天才」と評価し絶賛します。しかし、当人は努力家と謙遜したり、友人やライバルなどはもう少し評価して「天才肌タイプ」と表現するのがよくあります。繰り返しですが、本来は「天才肌」=「天才」なのにも関わらず、やはり「天才」とすると周囲から高慢と思われたり、今後もその言葉の重みに耐えられないので、敢えて「天才肌」で留めているのでしょう。また別の視点からでは、音楽アーティストの場合は「天才」とすると常に完璧な演奏や曲を求められますが、「天才肌」なら前衛的な曲や奇抜な演奏などもどこか許されるところがあります。それだけ波が大きいというか、凄い時は誰よりも才能を発揮するが、浮き沈みがあるので時には誰も理解できない曲を披露しお客がついていけず戸惑う感じです。もちろん「天才」と呼ばれる人でもそのようなタイプは存在しますが、より多い表現は「天才肌」でしょう。

天才肌の由来

「天才肌」の由来は「天才」ですが、残念ながら詳細は不明です。文献としては、平安時代初期の勅撰漢詩集「経国集」(827年)などに文言が記されています。

天才肌の文章・例文

例文1.クラスで一番成績が良い友人は天才肌と呼ばれても平然としている隠れムッツリだ。
例文2.こんな事が出来るのかと、世間を驚かすプレーを易々と見せるプロスポーツ選手こそ天才肌なのだろう。
例文3.子供の頃は天才や天才肌と呼ばれても、その上に進むには誰よりも努力をする必要があるので、結局は天才と呼ばれる人も努力家である。
例文4.将棋の名人は幼少期から天才肌と呼ばれ頭角を現し、今では日本一と呼ばれる実力で連戦連勝を続けている。
例文5.一度でいいから天才肌と世間からチヤホヤされたかったと、女性客を相手にホストが甘く囁いた。
優れた才能として「天才肌」を使った例文です。

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天才肌の会話例

  • 質問者アイコン

    今月の給料も少ないなー。これでは子供を養ってマイホームを買うなんて、到底不可能だよ。

  • 回答者アイコン

    そんなに愚痴らないで。大丈夫、大丈夫だって。

  • 質問者アイコン

    本当に薄給ですまない。俺が天才肌だったら、今頃は大金を稼いで人並み以上の生活をさせてあげられたのに…、情けない。

  • 回答者アイコン

    天才肌って呼ばれる人は性格が悪いっていうじゃない。それに酒や薬の中毒も多いし、だから普通のあなたでいいのよ。

薄給で負い目を感じる夫とその妻の会話です。

天才肌の類義語

「天才肌」の類義語には、「神童」「超一流」「名人」「麒麟児」「非凡」「異才」などの言葉が挙げられます。

天才肌の対義語

「天才肌」の対義語には、「凡人」「非才」「凡才」「凡庸」「半人前」などの言葉が挙げられます。

天才肌まとめ

「天才肌」は天才のような才能を持つ人、又は天才のような雰囲気がある事です。一般的には天才っぽい雰囲気に対して使う傾向がありますが、本来は才能を持つ人を称える言葉です。芸術やスポーツなどで特に「天才肌の歌手」「天才肌のプレー」といった風に使われます。

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