出しに使う(だしにつかう)

「出しに使う」とは「自分の利益の為に人を巧みに利用する事」です。自らが直接行動をするよりもワンクッションを置いた方が上手くいく事が多いので、何かを利用する術が「出しに使う」です。それは弟や妹に部下や友人後輩、時には上司や先輩など立場が上の者をちゃっかり使う強者もいます。要するに口実であり正当化とも取れますが、人生を上手に立ち回る狡賢くて巧みな方法ではないでしょうか。それでは「出しに使う」の解説となります。

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出しに使うの意味とは

「出しに使う」の意味は以下の通りとなります。
(1)自らの利益の為に他の物を利用する事。
(2)他人を巧みに利用して利益を上げる。
(3)「出しにする」と同義。
”出し”は「物を出す」「出汁(鰹節などを煮出した旨みある汁)」「何かの目的を達成する為の手段にする事」など、”使う”は「人に何かの働きをさせる」「物を目的の為に用いる」「目的を遂げる手段」「心を働かせる」などで、ある人を利用して自らに利益が生まれるようにする行動が「出しに使う」です。例えば、「部下や後輩を使って女性に声をかける」「友人に誘われ断れないからという理由にして飲みに行く」などが典型的な「出しに使う」です。人を利用したお得になる行為となり、金銭面だけでなく人との出会いなど様々なメリット全般で、悪く言うなら目的達成の手段であり悪用ともなります。その人を騙している側面もあるので、あまりにも身勝手に「出しに使って」ばかりいると、手痛いしっぱ返しを食らう事になるでしょう。

出しに使うの由来

「出しに使う」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては”出し(出汁)”は江戸時代の料理集「当流節用料理大全」(1714年)などに文言が記されています。

出しに使うの文章・例文

例文1.祖母が亡くなってからの祖父は孫を出しに使って、同年代の女性と仲良くなる切っ掛けにするのだから実に頼もしいかぎりだ。
例文2.妻との出会いは、後輩を出しに使いナンパさせたのが始まりだった。
例文3.美人局は彼女や知り合いの女性を出しに使う事で男を騙す古典的な手法だが、騙される人は多い。
例文4.出しに使わされると分かっているが、上司の誘いを断れず、今日も新小岩のキャバクラに付き合った。
例文5.出世意欲が人一倍の同僚は、出しに使えるものなら先輩だろうが同期だろうが何でも利用するメンタルを備えている。
人を利用するとして「出しに使う」を使った例文です。

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出しに使うの会話例

  • 質問者アイコン

    子供を連れて、ちょっと公園に行ってくるから。

  • 回答者アイコン

    待ってよ。本当に公園へ行くの?

  • 質問者アイコン

    本当に公園だって。どうしたんだよ?

  • 回答者アイコン

    どうせ子供を出しに使って、公園でタバコを吸った後にパチンコでもしてくるんでしょう。そんな事をしたら許さないからね。

気晴らしに子供と公園に行こうとする夫に疑いの眼差しを向ける妻との会話やり取りです。

出しに使うの類義語

「出しに使う」の類義語には、「人の褌で相撲を取る」「踏み台にする」「弱みに付け込む」「口実にする」「スペープゴート」などの言葉が挙げられます。

出しに使うの対義語

「出しに使う」の対義語は厳密にはありませんが、強いて挙げるなら「世のため人のため」「実質」「(相手に)利益を与える」「塩を送る」「甘い汁を吸わせる」「旨みを与える」「便益をもたらす」などの言葉となります。

出しに使うまとめ

「出しに使う」は自分の利益を最優先にする為に他人を利用する事です。弟や後輩など立場が弱いものを利用して結果的には自分に利益があるようにするので、巧みな戦略や口実とも受け取れます。

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