公序良俗

法律は多く条文が存在しますが、「公序良俗」に反する法律行為は無効となります。テレビなどでも公序良俗という言葉を使ったニュースが聞かれる事も多いのではないでしょうか。ニュースを知るうえで社会生活を送る上でどういった意味を持つのか、その公序良俗の意味について説明します。

公序良俗の意味とは

「公の秩序又は善良な風俗」の略語が公序良俗です。国家の秩序と利益、一般人が持つ道徳心を指していますが、抽象的になりがちという問題があります。ただこの公序良俗を守る事で日本における社会生活の秩序が維持されているという点も見逃してはいけないでしょう。海外から言われる民度の高さも日本社会の中で公序良俗の規範が国民の中で浸透しているからでもあると言えます。

公序良俗の由来

例えば、婚姻の届出や債権の譲渡など、法律による効果(この場合は結婚という身分行為、財産取得という財産行為)を見込んでなされる行為には、基本的に自由が保障されています。ですが社会通念上、法律に則った行為であっても一般的に認められないような行為については無効とすべく、民法90条に公序良俗の規定が設けられました。

公序良俗の文章・例文

例文1.賭博場のために家を貸すなんて、公序良俗の面から言ってもそれはダメでしょ。
例文2.不倫がなんで厳しく言われるのかって、それは公序良俗に当てはまらないからだよね。
例文3.それは無効だよ。公序良俗に反している。
例文4.離婚前提で結婚?それって公序良俗から言ってダメなんじゃないの?
例文5.公序良俗で他人に迷惑をかけた場合は、責任が問われるよ。
一般的に耳にするような行為でも、公序良俗に反していた場合は、民事訴訟が起こされる可能性があります。

公序良俗の類義語

一般用語としては、社会的妥当性が近い言葉です。世間一般の考え方や道徳心に鑑みて行為が判断されます。

公序良俗まとめ

公序良俗はその行為のみならず、その行為をするに至った動機に関しても、公序良俗が問われることがあります。公序良俗は抽象的な概念ですので、具体的判断は裁判所次第ということになります。

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