ロハス(LOHAS)

「ロハス」とは「健康で持続可能な社会を志向するライフスタイル」です。これだけでは少々不透明ですが、個人ならエコを意識して物を大事にしたりゴミ捨てはきちんと分別したり、企業なら再生可能エネルギーや脱炭素社会に積極的に取り組んだり、又は健康的な生活の為に運動したり野菜を多く摂る等も「ロハス」という大きな枠組みの一つになります。自然環境だけでなく自分自身もそして企業や地域も全て健康で持続可能を目指す「ロハス」についての解説をさせて頂きます。

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ロハスの意味とは

「ロハス」の意味は以下の通りとなります。
(1)英語の正式名称「lifestyles of health and sustainability」の頭文字を取った略語で、「健康で持続可能な社会を志向するライフスタイル」という意味。
(2)近年注目の環境用語で明確な定義はないが地球環境や健康を意識した生活を送る事で、企業や芸能人などが積極的にPR活動を行い注目を集め世間にも浸透している言葉。
(3)「ローハス」も同義。
「ロハス」は上記の通り英語による正式名称「lifestyles of health and sustainability」の頭文字からなる言葉で、直訳すると「健康で持続可能な社会を志向するライフスタイル」となります。では具体的には何かと言うと、環境破壊に直結しない生活を心がけ、健康的な食事にして糖尿病など生活習慣病を防ぎ医者や薬などの世話にならず、エコロジーや高い目標を持って日々生活するといった感じです。さらに最近は国際政治や経済的な意味合いも加味され、再生可能エネルギーや脱炭素社会を積極的に目指す企業を応援するといった価値観を持ち合わせる人々やそんな考えを含めて「ロハス」となります。よって、簡単に言うなら生活スタイル全般で非常に意識高い人々が「ロハス」なのですが、要は生き方全般や社会への関わり合いなど、穿った見方をするとあまりにも漠然としていて抽象的なので、「ロハス」の全体像を把握するのはかなり難しいです。身も蓋も無い言い方なら、環境問題や健康等々の話題はあれもこれも全て「ロハス」と結び付けられ、何でもありな状態となっています。これが時代に沿った当たり前の事なのか、それとも少々行き過ぎな過剰マーケティングで企業の思惑が垣間見れて残念に思うかは人それぞれですが、それぐらいに現代は「ロハス」という言葉が最重要キーワードとして独り歩きをしています。例えば、新車を購入する際は「ロハス」を意識して「ガソリン車よりハイブリッドカーを購入する」といった感じで、なぜならハイブリッドカーの方が燃費が良く排気ガスも少ないから環境に優しいという理由です。しかし逆の発想なら、実はガソリン車の方が工場での製造時は温室効果ガスが少なく、また廃車にする際も余分なバッテリーなどは積んでいないのでエコなのです。しかし、そのような点は全て無視して単に少しばかり燃費が良いの一点で環境に優しいから「ロハス」と言い続けるのです。さらに「ロハス」は東洋医学的な観点からのヨガや瞑想に天然成分の食品や衣類なども積極的で、これらは女性芸能人が得意とする分野なので日々SNSなどを通して積極的にファンに向けてアピールと言う名の宣伝をしています。また、シャンプーや石鹸や洗剤など生活必需品で「ロハス」を意識させる大抵の商品は、まるで高い意識代が価格に上乗せされてその分高額になっています。企業が儲ける手段として手っ取り早く「ロハス」を使い、それに翻弄される特に20代から40代の女性(ロハス女子)が実に多いのです。それは「ロハス」というと大自然で健康そうな女性がヨガや瞑想をしていたり、或いは陽光が入り込むカフェでオーガニックな食事をしている平和で健康的な恋人や家族といったイメージが完成し、これに憧れている人々はどうしてもそんなライフスタイルを絶対視し少しも疑いの目を持たないのです。これまで揃えた洋服や生活雑貨をゴミで処分して、「ロハスっぽい物」を新に買い直すのが果たしてエコで地球環境に優しいのかもう一度考え直す必要があるようです。

ロハスの由来

「ロハス」という自然と共存する独特の価値観は1990年後半にアメリカ西部コロラド州ボルダ―で生まれ、社会学者のポール・レイ氏と心理学者のシェリー・アンダーソン氏の二人が発案者です。当初はアメリカ国内で元々浸透していた健康を意識する生活やヨガなどの側面が注目されていましたが、その後2004年頃に日本にも入ってくると、環境意識が高い若い女性に注目され、そして地球温暖化防止や脱炭素など様々な言葉とも化学反応をするようにどんどん広がっていきました。

ロハスの文章・例文

例文1.オーガニックで育てられた野菜をたっぷり食べ、ハーブ入りシャンプーで髪を洗うと、私はロハス生活をしていると実感し日々幸せなのに、なぜか主人は家計が苦しくなると厳しい顔をする。
例文2.満員電車で項垂れているサラリーマンを見ると、田舎でのスローライフという選択肢があると教えて一緒にロハスな生き方をしないと声をかけたくなる。
例文3.育ち盛りの息子は健康を意識したロハス的な食事やヒーリングミュージックを毛嫌いしジャンクフードとヘビメタを愛して、母親としてはこんな風に育ってしまい森の精霊に申し訳がない。
例文4.某大臣はロハス的な発想で買い物時のレジ袋有料化を得意気に実行したが、そのお陰でエコバッグによる万引きが増加しているのだから本末転倒だ。
例文5.姉はロハスに傾倒し、週末になると山登りをして意識を高めるそうだが、その割にはどうもイライラばかりで幸せそうに見えないのは独身だからなのか弟の俺にはまったく分からない価値観だ。
やや否定的に「ロハス」を使った例文です。

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ロハスの会話例

  • 質問者アイコン

    どう、これ美味しくない?

  • 回答者アイコン

    うんうん。豊かで自然っぽい甘さがあるし、どこか懐かしい味わいもあるね。これは一体何っていうスイーツなの?

  • 質問者アイコン

    これはネットでしか買えない、ロハスな食材をたっぷり使った貴重なケーキだよ。

  • 回答者アイコン

    だからそんなに美味しいんだね。ありがとう。

ロハスな材料を使った高級スイーツを食べている男女という内容です。

ロハスの類義語

「ロハス」の類義語には、「ロハススタイル」「ロハスピープル」「オーガニック」「自然派生活」「エコツーリズム」「エコスタイル」「シンプルライフ」などの言葉が挙げられます。

ロハスの対義語

「ロハス」の対義語はありませんが、無理やりこじつけるなら「不健康で環境破壊を推し進める生活スタイル」となります。

ロハスまとめ

「ロハス」は環境問題やエコロジーを意識させる言葉で、「健康で持続可能な社会を志向するライフスタイル」であり、そのような考え方となります。個人レベルでも真剣に環境問題を取り組み、地球に優しく自然や健康的な生き方を絶対の価値観として、今では若い女性から様々な企業にも支持をされ、年々共感する人が増えています。一方では企業による金儲けの得策として、「ロハス」が便利で都合良く解釈され使われているのも残念ながら事実です。

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