スタグフレーションを勉強する

スタグフレーション(stagflation)

スタグフレ-ションとは,聞いたことがあるかと思いますが経済用語,ビジネス用語の一つです。会社での会話の中で使われる場合もありますので,きちんと理解しておいた方が良いでしょう。

スタグフレ-ション<の意味とは

スタグフレ-ション(stagflation)とは,景気が悪化するスタグネーション(stagnation)と物価が上昇するインフレーション(inflation)の二つの言葉を合わせた造語です。意味としては,一般的に景気が良くない状況の時には物価も低下すると言われていますが,景気が悪いにもかかわらず,物価が上昇していく現象のことをスタグフレ-ション言います。

スタグフレ-ションの由来

スタグフレ-ションという言葉は,1965年にイギリスの下院議員,イアン・マックロードが演説で用いたのが最初と言われています。1970年代のオイルショック時に,欧米の先進国で失業率の増加など景気が悪い状況にあっても物価が上昇するという状況が発生しました。

スタグフレ-ションの文章・例文

例文1.スタグフレ-ションはスタグネーションとインフレーションの合成語だ
例文2.スタグフレ-ションは1970年以降に発生した
例文3.スタグフレ-ションが起こると国民生活が厳しくなる
例文4.スタグフレ-ションはオイルショックにより顕在化した
例文5.サブプライムローン問題が発生した際,スタグフレ-ションが懸念された
スタグフレ-ションは,現在のグローバル経済を考えるときには重要な言葉となっています。

スタグフレ-ションの類義語

スタグフレ-ションの元となった二つの言葉の,景気の停滞を示すスタグネーションと物価の上昇を示すインフレーションのほかには,似たような言葉に「クリーピング・インフレーション」(creeping inflation)という言葉があります。これはスタグフレ-ションと同様に景気が悪い状況にもかかわらず,物価がゆっくりと上昇し続ける現象のことで,クリーピング(creeping)とはゆっくりと忍び寄るという意味です。

スタグフレ-ションまとめ

スタグフレ-ションは,景気が悪いときでも物価が上昇するという状況なので,国民生活にとっては,景気が悪いため賃金が上昇しない収入が減る状況の中,物価が上がるため,貯蓄などの価値も実質的に下がっていく状況となります。原因としては様々な要因や説があります。日本では1927年のいわゆる昭和恐慌といわれる時期にスタグフレ-ションが発生したと言われています。その後1970年代のオイルショック時には世界的にスタグフレ-ションが発生する中,日本への影響はわずかであったと言われています。また2008年のサブプライムローン問題の影響でスタグフレ-ションの発生が懸念されていたが,デフレーションの発生に留まったとされています。

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