エモーショナル

四季の移り変わり、人との触れ合い、芸術や音楽鑑賞など、世界は感性を刺激する情報で溢れています。日々の様々な出来事により、人間は心を揺すぶられて、喜怒哀楽といった感情を生み出していくのです。こういった感情の変化を言い表す語句として、エモーショナルという表現があります。

エモーショナルの意味とは

エモーショナルは、心や感情の動き、状態を言い表す語句です。感情といっても様々な状態がありますが、エモーショナルは感動・情緒を表現するものとなります。怒りや哀しみというよりは、感動や心の琴線に触れた事象、影響を受ける自身について述べるものです。

エモーショナルの由来

由来となるのは、英単語のemotionalで、感情的な、情緒的な、感動的なといった意味合いを持ちます。カタカナ語と同じく、物事による影響で感情を動かされた、影響を受けたという表現に使われます。

エモーショナルの文章・例文

例文1.風に流れていく雲の変化は、一期一会でエモーショナルだ。
例文2.ピアニストのエモーショナルで細やかな表現に心を打たれる。
例文3.今年の紅葉は例年よりもエモーショナルな雰囲気を漂わせていた。
例文4.この彫刻は革新的でエモーショナルな造形美に溢れている。
例文5.彼が持つ独自のエモーショナルな雰囲気に飲まれてしまった。
エモーショナルは多数の意味合いを持つ語句のため、心理状態を断定してしまう表現としては不適当です。複雑で深みのある心象やその状態を端的に表すときに使うのが相応しいといえます。心の機微に触れる物事や産み出され感情・行動に当てはめるとき、エモーショナルという語句は輝きます。

エモーショナルの類義語

類義語には、ロマンチック、センチメンタルなど、感動や情緒を表現するものが該当します。これらの語句はエモーショナルと同様に、感情の動きを表現するものですが、特定の想いを強めるものです。
ロマンチックは、フワフワとした空想的な世界や甘い雰囲気を感じさせます。
センチメンタルは、感傷的でどこなく寂しく、心に影が差し込むような印象を与えます。
エモーショナルは感動・情緒といった一言で表せない深く多面的な感情を内包しているので、置き換えは要注意。
文意を読み取り、的確な表現を当てはめなければ、チグハグでおかしな文章となってしまいます。

エモーショナルまとめ

感情は人間を突き動かす、見えないけれどとても大切なエネルギーです。無味乾燥な心持ちでは、感情は冷たくなっていく一方で、自身が持つ活力も低下していってしまいます。その様な状態だと、エモーショナルが持つ意味を理解することは、なかなか難しいかもしれません。
日頃から様々な物事に関心を持ち、柔軟で繊細な心持ちでいることが、感情表現を使いこなすコツとなります。
映画、芸術、音楽、人との交流など、趣味や出会いを楽しみ、エモーショナルな感性を磨いていきましょう。

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