イニシャルコスト

イニシャルコストは、IT関係の業種に就いている人なら度々耳にしている言葉だと思います。その都度、これをいかに掛けずに済むか、ある程度までは仕方がないと考えるかといった判断に迫られるものです。

イニシャルコストの意味とは

イニシャルコストとは、何かの設備やシステムを導入する際に掛かる費用のことを表します。簡単な例では、インターネットを使えるPCを1台新規に導入する場合、そのPCの購入代金、セットアップ(ネットの接続設定を業者に頼むのであれば)費用、プロバイダ業者との契約費用、そして、接続に必要になる機器やケーブルなどの購入費用となります。
ここで注目して欲しいのは、プロバイダ業者との契約費用は入っていても、その月々の利用料金は考慮されていないという点です。イニシャルコストはあくまで導入時に掛かる費用のことなので、その維持に掛かる費用とは別物だからです。この例の場合では、実際に使っていく為には、プロバイダの毎月の利用料金と、PCと接続機器の電気代が掛かります。これらを最初に必要になるイニシャルコストに対して、運用面での「ランニングコスト」と言います。

イニシャルコストの由来

イニシャルコストは、「イニシャル=最初の1文字+コスト=費用」が組み合わさった言葉です。イニシャルが単語や名称などの最初の文字を表すことから、最初に必要になる費用という意味で使われています。

イニシャルコストの文章・例文

例文1.さすがにその金額ではイニシャルコストとして高いのでは?
例文2.イニシャルコストがいいが、その後の維持に費用がかさみそうだ
例文3.イニシャルコスト次第では導入を考えてもいい
例文4.どれだけイニシャルコストが掛かるか見積もりを出して欲しい
例文5.そこまでイニシャルコストが掛かるとは聞いていない
イニシャルコストだけでは、その設備やシステムは稼動できません。そればかりを考えずに、導入後の維持に掛かる費用まで、最初からきちんと算出しておかないといけません。

イニシャルコストの類義語

イニシャルコストの類義語は、「初期費用」という言葉になりますが、これはイニシャルコストをそのまま日本語にしたものだと考えていいでしょう。その後の運用の為に掛かる維持費のランニングコストは、その意味と別に「(企業などの)運転資金」として使われることもありますが、イニシャルコストにはその他の使い方はありません。

イニシャルコストまとめ

イニシャルコストは、新しい設備やシステムの導入を考える時にとても大切になりますが、それが抑えられた代わりに、いざ運用が始まってからの維持費が高くなってしまっては意味がありません。長く運用が続くほど、それに掛かる費用によって簡単に逆転してしまいます。
安くあがるに越したことはありませんが、長い目で見ると、そこまで気にする必要がないことも多いのです。

この記事を読んでいる人に人気の記事