「AFK」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

AFK(エーエフケー/アフク/アフケ)

｢AFK｣とは｢ネットゲームなどを一時中断すると仲間に伝えるネットスラング｣です。昔のネットゲームで人気だったのは仲間と協力するオンラインRPGで、これは見ず知らずの他人を仲間にして協力しボス敵などを倒すのでコミュニケーションを取るのが重要でした。ですからチャットでのやり取りが頻繁にあり、そこでは英語を略した独特なネットスラングが飛び交っていて｢AFK｣もそんな時代に日夜使われていました。

AFKの意味とは

｢AFK｣の意味は以下の通りとなります。
　(1)ネットゲームやチャットで｢(キーボードのある)席を離れる｣という意味の英語｢Away From Keyboard｣の頭文字からなる略語でありネットスラングで、｢ゲームを止めて少しの間休憩する｣や｢用事があるので席を外す｣という意味。
　(2)ネットゲームなどの最中に仲間に対して、｢用事があるのでゲームを暫くの間中断する｣と伝えるネットスラング。
｢AFK｣は英語｢Away From Keyboard｣の頭文字からなり、直訳通りに｢キーボードから離れる｣としてネットゲームやチャットなどをしている最中に少しの間休憩や中断をすると仲間に伝える際に書き込む隠語でありネットスラングです。ネット世界では独特の言葉が多く使われ、丁寧に｢トイレに行くのでゲームを中断します｣と書き込むのは面倒であり、また親しみ易さがないので仲間内の共通言語として｢ちょっと休憩するわ！｣的な軽いノリで｢AFK｣となります。また、この様な感じで｢3分後に戻る｣なら｢AFK for 3m｣として、厳密なルールなどはないのでそれぞれが適当ながらも相手が理解できるように使います。元々は英語圏の国々で使われていたようですが、それが日本にも波及して広まっていったようです。

AFKの由来

｢AFK｣は2000年代に入ってから登場したチャット用語でありネットスラングです。当時は英文の頭文字を取って略したり、記号を使って顔表情の顔文字にするのが流行り、様々なチャット用語やネットスラングが誕生をしましたが、現在はその殆どが消え失せてしまいました。

AFKの文章・例文

例文1.この前間違って妻へのLINEでAFKと送ってしまい、どんなに深い意味はないと言っても浮気相手への秘密メッセージだと疑いが晴れず困ってしまった。
例文2.稀にオンライン対戦を見学していて、AFKなどが登場するとこの人は恐らく40代以上だと察する。
例文3.無断でチャットを休憩したら、｢AFKするな」と注意された時代が懐かしい。
例文4.それにしても休憩するならチャットに｢休憩｣と書くだけなのに、なぜAFKなどの暗黙ルールを統一するのかネット世界は不思議で仕方ない。
例文5.アメリカ人やイギリス人が｢Away From Keyboard｣を略してAFKにするのはまだ理解できるが、我々日本人ならAFKにする意味はないと思うが、ネット界隈の住人はそれを強く主張できない。
｢AFK｣を使った例文となります。

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AFKの会話例

• 

  ちょっと、仕事中にどこ行くの？
• 

  だから休憩するってさっき伝えたじゃないですか？
• 

  えっ、俺は聞いてないよー！
• 

  社内チャットぐらい頻繁にチェックして下さい。ほら、｢AFK｣ってちゃんと書いてありますよね？

休憩すると伝えるのを口頭ではなく社内チャットを使うという内容です。

AFKの類義語

｢AFK｣の類義語には小休憩を意味する｢ROM(Read Only Member)｣、席を離れる｢away｣、複数人が中断する｢they are afk｣、afkの禁止｢no afk｣などの言葉が挙げられます。

AFKの対義語

｢AFK｣の対義語には休憩から戻った｢back｣、キーボードに戻ってきた｢BAK(back at keyboard )｣などの言葉が挙げられます。

AFKまとめ

｢パソコンのキーボードから離れる｣としてネットゲームなどで仲間に｢休憩｣や｢一時離籍｣という意味になるのが｢AFK｣です。ネットスラングとしとかつて使用されていた言葉で、休憩を伝えるのがマナーとしてチャットなどに｢AFK｣と打ち込むのが以前は流行っていました。現在はこの言葉を使う人は殆どいませんが、それが逆に新鮮なところもあるのでもしかしたら再びブームになるかも知れません。