「蕎麦屋の出前」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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蕎麦屋の出前(そばやのでまえ)

「蕎麦屋の出前」とは「まるで出前が遅い蕎麦屋の言い訳のように、その場を誤魔化す言い訳の喩え」です。昔は蕎麦屋の出前が繁盛していましたが、届くのが遅いケースも多かったようです。そんな遅い時の店側の言い訳が「出前は今店を出た」という嘘を客に言う事ですが、余りにも店側が使い始めると客にも浸透をして通用しなくなったのです。

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蕎麦屋の出前の意味とは

「蕎麦屋の出前」の意味は以下の通りとなります。
 (1)仕事などで現状を問われた際、本来は遅れているにも関わらず「今やっている」と虚偽の返答をする事に対して、疑いを持っているので曖昧や当てにならないと捉える喩え。
 (2)昔は蕎麦屋に出前を頼んでも届くのが遅く、再度電話を入れると今から作り始めるのに「今店を出る」と嘘の返答した事から、適当であったりいい加減な返事をする事を揶揄する表現。
「蕎麦屋の出前」は古き昭時代ならではの表現や言い回しで、要するに「その場を取り繕う虚偽返答」の喩えです。昔は蕎麦屋に出前を頼む職場や家庭が多く、しかし店の中にはいい加減なところもあり、まだ蕎麦を茹でてもいないのに客から「届くのが遅い」と催促の電話が入ると「今出前が出ました」「丁度出前に出たばかりです」等々の言い訳をして客を納得させていたのです。もちろん客の方も100%信じている訳ではないですが、店からそう言われるとそれ以上は文句を言えないので渋々と受け入れるが不満もあるので、そんな一連の対応を含めて「蕎麦屋の出前」と揶揄するのです。よって、現在はあまり使われない表現ですが、ビジネス現場の年配の方などは使用する事もあり、仕事が遅い人に状況を確認したら曖昧な返答や明らかに返事だけ威勢が良い場合に、「蕎麦屋の出前じゃないんだから」と揶揄するように用います。

蕎麦屋の出前の由来

「蕎麦屋の出前」の由来は残念ながら正式には分かりませんが、蕎麦屋の出前サービスが始まったのは江戸時代とされ当初は歩いて運んでいましたが、それが自転車からバイクのスーパーカブへと変化していきます。スーパーカブ専用にと出前用の荷台に乗せる汁をこぼさない秘密兵器「出前機」が昭30年代に開発され、蕎麦出前の最盛期を迎えていきます。そこからこの時代に誕生したのが「蕎麦屋の出前」という言葉だと推測ができます。

蕎麦屋の出前の文章・例文

例文1.独身の叔父は何かとツッコミを入れる性格で、最近はテレビを見ながら独り言のように「蕎麦屋の出前じゃねーんだから」とコメンテーター等に向かって呟いている。
例文2.部下の一人は蕎麦屋の出前のような返事ばかりなので、大切な仕事はとてもじゃないが任せられない。
例文3.宅配ピザ屋は「蕎麦屋の出前」と皮肉を言われたくなかったので、30分過ぎたら無料を実施したのだろう。
例文4.某携帯会社は無料を謳いながら突如有料にして、電波も非常に悪く、おまけに社員は仕事をしないでクロサギもビックリな詐欺を働くという究極の蕎麦屋の出前をやってくれて草生える
例文5.時間に厳しい日本人がまるで陽気な南米人のような対応をする蕎麦屋の出前とは、実に興味深い言葉である。
「蕎麦屋の出前」を使った例文となります。

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蕎麦屋の出前の会話例

  • もう待ち合わせ場所に着いて30分は待っているんだけど、今はどこ?

  • ごめんごめん、私ももうすぐ着く。後5分ぐらいかな?(本当はまだ自宅だけど…)

  • ねえ、本当はまだ自宅じゃないの? そんな蕎麦屋の出前みたいな言い訳、もう通用しないよ。

  • 今向かっているんだって。あっ、ちょっと待って。トイレに寄っていくから、もう少し遅れるかも…。

待ち合わせ時間になってもやってこない女性と呆れる男性の会話内容です。

蕎麦屋の出前の類義語

「蕎麦屋の出前」の類義語には「嘘つきは泥棒の始まり」「お茶を濁す」「杜撰」「信用できない」「紺屋の明後日」などの言葉が挙げられます。

蕎麦屋の出前の対義語

「蕎麦屋の出前」の対義語には「嘘も方便」「嘘は渡世の秘法」「的確」「懸命」「嘘も追従も世渡り」などの言葉が挙げられます。

蕎麦屋の出前まとめ

明らかな嘘やいい加減な返事などを揶揄する意味となるのが「蕎麦屋の出前」です。蕎麦屋が「今出前に出た」と言うのはその場を誤魔化す嘘となる事が多く、そこから適当な返事をする人などに呆れる喩えとして「蕎麦屋の出前じゃないんだから!」と皮肉や咎めるように用いる表現です。

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