「色即是空」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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色即是空(しきそくぜくう)

色即是空とは、現世に存在しているものや起きる現象は、全て実態ではなく空無であるという事です。とは言っても、少し難しくて、この説明だけではあまりピンとこない人も多いと思います。この言葉は、元々は仏教から来ている言葉になります。それでは今回は、「色即是空」について解説していきます。

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色即是空の意味とは

色即是空の意味は、現世に存在するものや現象は全て実態ではなく空無であるという事です。簡単に言えば、この世で起きる物質的現象には実体がなく、物質は空であるという事です。色はサンスクリット語ではルーバと呼ばれ、この宇宙に存在している色や形のあるものすべてを表す言葉です。一方で空は、サンスクリット語でシューニャと呼ばれていて、恒常に実体はなく、そこにあるように見えていても、そこには様々な実態の変化があるという事を表しています。サンスクリット語とは、古代インドの文学語のことです。因みに、色即是空は英語では、「form is emptiness」と表記されます。

色即是空の由来

色即是空は元々、般若心経の中から来ている言葉です。般若心経とは、空を見て読まれるようになった経のことです。その般若心経の中でも、色即是空は有名な語句のひとつで、色、形を以って現れるものは、実体ではないということで、古来から言い伝えられているとされています。

色即是空の文章・例文

例文1.色即是空で、何事にも執着しすぎないように気を付ける。
例文2.色即是空と言うように、この世はみな空であるから、余計なことは考えずに生きていこうと思う。
例文3.この世が色即是空であると考えると、高いものに拘りすぎていたことが馬鹿馬鹿しく思える。
例文4.物質は全て空であるため、色即是空で、空で始まり空に還る。
例文5.色即是空で、この世のどんなに凄い人であっても一人の人間であるという事だ。
色即是空を使った例文になります。少し難しい内容ではありますが、物事に執着しないことや、今を存分に生きる大切さを意味する言葉になります。

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色即是空の会話例

  • この間の仏教の講義で、考え方ががらりと変わってしまったよ。

  • 色即是空だよね。あれは私もすごく印象的だったよ。

  • 今まで、高い時計をコレクションしてたけど、色即是空のことを考えると、なんだかどうでもよくなってきちゃったよ。

  • 私も、高い服ばかりに拘っていたことが虚しくなってきちゃった。

仏教の講義で色即是空について学んだようです。高いものにはそれだけの魅力や価値がありますが、色即是空で物に執着しすぎないことも大事なのかもしれないですね。

色即是空の類義語

色即是空の類義語には、「一切皆空」「空即是色」などがあげられます。

色即是空の対義語

色即是空の対義語には、「森羅万象」「天地万物」「有象無象」などがあげられます。

色即是空まとめ

色即是空とは、現世に存在するものやことは全て実態ではなく空無であるという事でした。少し難しい内容の言葉ではありましたが、元々仏教から来ている言葉で、物事に執着しすぎないことや、今を存分に生きる大切さを意味する言葉でした。

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