「緊急事態宣言」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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緊急事態宣言(PHEIC: Public Health Emergency of International Concern)

昨今の新型コロナウイルスによる感染拡大は、私たちの関心事項として日夜報道がされています。ワクチンの作成が各国で進められている今、この局面をどう乗り切るかがとても重要になるのではないでしょうか。
先日、この混乱を受けてWHOは「緊急事態宣言」に相当する事態か会議されました。この「緊急事態宣言」とはどういったものなのでしょうか。詳しく見てみましょう。

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緊急事態宣言の意味とは

緊急事態宣言とは、正確には「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」のことを指します。
国際的な拡大によって、他国にも疾病による危険をもたらし得るか、事態の深刻度合い、緊急に国際的対策の調整が必要であるかなどが焦点にあげられます。
そして遂に4月7日に改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県で緊急事態宣言が発令されました。
【首相官邸・緊急事態宣言】
こちらで動画も含めて、発表がされていますので、詳しく確認をして、自分だけでなく、周りへの感染リスクを軽減させましょう。

緊急事態宣言の由来

これまでに緊急事態宣言された事例は以下のとおりです。
・2009年4月 豚インフルエンザA(H1N1)(新型インフルエンザ
・2014年5月 野生型ポリオウイルスの国際的な拡大
・2014年8月 エボラ出血熱の西アフリカでの感染拡大
・2016年2月 ジカ熱の国際的拡大
・2019年7月 コンゴ民主共国におけるエボラ出血熱
転換点となったのが2002年末から主に中国で猛威を振るった重症急性呼吸器症候群、通称SARSの発生です。航空旅客が感染地と遠く離れて発症したケースも確認されたことから、05年に対象拡大を採択しました。

緊急事態宣言の文章・例文

例文1.緊急事態宣言の発令によって、いったい何がかわるというのだろうか。
例文2.今回、緊急事態宣言が見送られたが国の意向などによって見送られたように考えられている。
例文3.緊急事態宣言は時期尚早だとしたが、この決断は果たして正しいのだろうか。
例文4.緊急事態宣言は過去に受け身すぎて発令までに時間がかかったこともあった。
例文5.緊急事態宣言の発令は勇み足ぐらいで発令されたほうがいいのかもしれない。
WHOの判断が遅かったために、事態が深刻化してしまったという失敗もありました。さて、今回の新型コロナウイルスに対する判断は良かったのでしょうか。

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緊急事態宣言の会話例

  • WHOによる緊急事態宣言って今回見送り?報道でずっとやっているのになんで?

  • 今回の感染拡大は、特定地域に特化していることと、現在人から人への感染は中国以外の国・地域では確認できていないからだって。

  • うーん、そういうものなのかな?でも、感染者数は爆発的に伸びているし、死亡者だってこれから多くなってくるんじゃないのかな。

  • でも、今の死亡者数はSARSよりも低いっていう報道もあるくらいだしね。報道が多すぎて、実際の実情がよくわからないのも困りものね。

日夜報道することで、わたしたちはどこまで危機感をもてばよいのかわからなくなってきましたね。

緊急事態宣言の類義語

緊急事態宣言の類義語として、「非常事態宣言」が挙げられます。

緊急事態宣言まとめ

新型コロナウイルスによる感染者の拡大は、今も脅威と化しています。しかし、この事態を受けても、先日のWHO(世界保健機関)の見解は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」とするのは時期尚早としました。
今回の事態を受けて今年の東京オリンピックを中止するかどうかが会議されているという報道もあることも考えると、この判断は果たして正しかったのでしょうか。

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