「朝日が西から出る」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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朝日が西から出る(あさひがにしからでる)

「朝日が西から出る」とは「太陽は必ず東から昇る事から西からは出ないので、絶対に有り得ない喩え」です。大昔の人々がこのような故事や諺をどの程度使っていたのかは分かりませんが、実に的確な表現だと驚くばかりです。こういうのは多少オーバーな方が印象深いので、朝日や西という万人がイメージを共有できるものほど時代を超越して残っていくのです。

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朝日が西から出るの意味とは

「朝日が西から出る」の意味は以下の通りとなります。
 (1)絶対に有り得ない事。絶対に無い物事の喩え。
 (2)本来東から昇る太陽を西から出るとして、絶対に有り得ない事や理屈が合わない喩え。
絶対に有り得ない事や起こらない事の喩えが「朝日が西から出る」です。本来なら太陽は東から昇るが、それを西からとして絶対に有り得ないや理屈に合っていないとする比喩表現になります。これは類語が多く「石が流れて木の葉が沈む」「石に花咲く」などもありますが、最も有名な一つが今回の「朝日が西から出る」ではないでしょうか。

朝日が西から出るの由来

「朝日が西から出る」の由来は残念ながら不明ですが、文献として”朝日”は日本最古の歌集「万葉集」(奈良時代)などに文言が記されています。

朝日が西から出るの文章・例文

例文1.父は私が子供の頃から朝日が西から出るような嘘ばかりを平気で吐いていたが、大人になってあれはその場をませる冗談であり人々を楽しませていた人格者であったと気が付いた。
例文2.芸能人は朝日が西から出るような虚言を表情一つ変えずに言えるほど大物になって大金を稼いでいくシステムが完成している。
例文3.公文書を改ざんし黒塗り文書で事実を闇に葬っても保守達は1ミリも悪いとは思わないのだから、彼等は黒々とした朝日が西から出ている不思議なカルト世界で生きているに違いない。
例文4.この国はかつてのギリシャ崩壊のような危機が迫っている中で、呑気に要人が出席するからと煽り葬式を開催しては太鼓持ちが感動アピールしている始末だが、そんな事をしても朝日が西から出る訳がないように崩壊は待ってくれない。
例文5.朝日が西から出る奇跡が起これば高齢化や少子化に景気悪化も改善されるかも知れないが、残念ながら100%不可能で大人しく現実を泣いて受け入れるしか道はない。
「朝日が西から出る」を使った例文となります。

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朝日が西から出るの会話例

  • 大変だよ。〇〇(某大物政治家)が逮捕されたみたいだよ。

  • また、平気な顔をしてそんなウソを吐いて。そんな朝日が西から出るような事を言わないでよ。

  • 本当だって。ほら、Yahoo!ニュースでもトップ記事だから。

  • 本当だね。凄い、検察が本気を出したのね。これって、例の東京五輪の汚職事件絡みだから、もっと逮捕者が出るかも…。

大物議員が逮捕されて興奮する内容です。

朝日が西から出るの類義語

「朝日が西から出る」の類義語には、「お天道さんが西から出る」「川が逆さに流れる」「道理に合わない」「屁理屈」などの言葉が挙げられます。

朝日が西から出るの対義語

「朝日が西から出る」の対義語には、「正論」「理屈」「常識」「道理に合っている」などの言葉が挙げられます。

朝日が西から出るまとめ

「朝日が西から出る」は敢えて喩えとして太陽が西から昇るとして、そこから絶対にない、理屈に合わない、到底無いなどの意味です。朝日という世の中の象徴的な存在を使った比喩表現で、それぐらいに絶対に起こらないと強調しています。

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