「断腸の思い」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

断腸の思い（だんちょうのおもい）

この言葉を用いるときには、身を切るような思いでの決断となります。そんな大きな決断をするには、確固たる証拠が必要になります。統計に基づいてきちんとしたデータを用いることは、とても難しいことなのです。
そんな証拠を用いることによって、大きな決断というものがなされるのです。今回は、そんな大きな決断の時に用いることもある「断腸の思い」について詳しく見てみましょう。

断腸の思いの意味とは

断腸の思いとは「自分のはらわたがちぎれるほどにつらく苦しい思いをする」という意味です。

断腸の思いの由来

断腸の思いの由来とは、知識人の逸話を集めた「世説新語」からきています。猿の親子のうち、船の上で子猿をとらえたところ、近くにいた母猿は泣き叫びながら岸伝いに船を追ってきます。母猿はとうとうその船に追いつきますが、その母猿は間もなくなくなってしまいます。
その母猿の腹を裂いてみると、腸が断ち切られていたのです。

断腸の思いの文章・例文

例文1.断腸の思いで決断をしたが、それが正解だったかはわからない。
例文2.断腸の思いで甘いものを絶ったが、もう誘惑に負けそうだ。
例文3.断腸の思いで、新人に厳しく言ったが後でそのことを後悔した。
例文4.断腸の思いで食べすぎないように気をつけていたが、スイーツ食べ放題に行ってしまった。
例文5.断腸の思いで、ビール断ちをしたことによって健康診断の結果がよくなった。
断腸の思いで行動することによって、その結果が功績として返ってくると嬉しいですよね。

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断腸の思いの会話例

• 

  この間の健康診断の結果が良くなかったんだ。これからダイエットかあ。
• 

  これを機に禁煙してみたら？あなたヘビースモーカーだからね。それくらいしないと。
• 

  うう…断腸の思いで禁煙しようかな…大丈夫かな？続くかな？
• 

  始める前から不安になってどうするの。もっと頑張りなさい。

断腸の思いで決断したことは、きちんと実行しましょう。

断腸の思いの類義語

断腸の思いの類義語として、「身を切る」「胸が張り裂ける」などがあげられます。

断腸の思いまとめ

新型コロナウイルスによって、今後の将来に向けて断腸の思いで決断をする人も多くいるのではないでしょうか。今回の被害はとても大きく、そして深刻です。業績の悪化を受けてしまい、倒産する企業も多くあります。
政府の金融政策を用いてもどこまで持つのかは誰にもわかりません。今まで細々とやっていた企業は軒並み窮地に立たされています。政府の今後の方策にも注目が集まりますが、自分の周りにもそういった話がないか聞いてみてもよいかもしれません。