「天邪鬼」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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天邪鬼(あまのじゃく)

「天邪」という言葉を聞いたことがありますか?
聞いたことはあっても、日常会話で使うことは少ないのではないでしょうか。
「あまのじゃくって漢字でこう書くんだ」と思った方もいるかもしれません。
今回はそんな「天邪」について見ていきたいと思います。

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天邪鬼の意味

天邪というのは人の性格を表す言葉です。
「他の人(多数派)の意見にわざと逆らうような言動をする人」を「天邪な人」と言います。多くの人が右ということを左といってみたり、やりなさいと言われればやりたくなくなり、やめなさいと言われればやりたくなる、そんな人のことです。
皆さんの周りにもそんな人がいるのではないでしょうか。

天邪鬼の由来

天邪の由来は、古事記や日本書紀に出てくる「天探女(アマノサグメ)」から来ているといわれています。他にもいくつかの民間説話に悪役の妖怪、小として登場します。
さまざまな伝承がありますが、神や人に反抗して人の心中を探り、その姿や口真似を得意として最後には滅ぼされるという特徴があります。
アマノザコ、アマノジャキ、アマノジャコ、アマンジャクなどとも呼ばれます。

天邪鬼の文章・例文

例文1.彼女は昔から天邪手を焼く
例文2.私の天邪な性格はなかなか直らない
例文3.まったく、本当に天邪なんだから!いいかげん素直になれよ!
例文4.天邪な彼を動かすにはコツがいるんだ
例文5.君のそんな天邪なところにも魅力を感じるよ
このように、一般的にはネガティブな意味で使われることが多いです。
しかし最後の例文のように、天邪がすべて悪いというわけではなく、あくまでも様々な性格の一つであり、むしろ「天邪」と言われるときに少しかわいらしいというか、プラスの意味合いが含まれる場合もあります。

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天邪鬼の会話例

  • このレストランの料理は本当にうまい!どうりでネットランキング1位のはずだよ

  • そうかしら?私はちっともおいしいと思わないわ。この前行った店の方がずっとおいしいわよ。

  • 美味しそうに食べてたくせに、まったく君は天邪鬼だな。どうして一言「そうだね」と言えないんだい。

  • だって本当にそうなんだから、仕方ないじゃないの。

上の会話のように、天邪な性格というのは時に男女間での争いの原因になることもあるので気を付けましょう。

天邪鬼の類義語

天邪に似た言葉として、ひねくれ者、素直じゃない、ツンデレなどが挙げられます。

天邪鬼まとめ

いかがだったでしょうか。天邪の説明を読みながら皆さんの周りのいくつかの人の顔が浮かんだのではないでしょうか。
右を左、左を右という天邪な人は付き合いにくかったり面倒に感じることもありますが、正しい接し方を覚えればそれは素敵な特徴にさえ見えてきます。
「この人は天邪だ」という色眼鏡で見て距離を置くのではなく、あなたの方から積極的に関係を作っていけば、いつか他の人には見せない素直な心をあなたに見せてくれるかもしれません。

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