「ユニコーン」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

ユニコーン(Unicorn)

｢ユニコーン｣とは｢額に一本角が生えて馬の姿形をした伝説上の動物｣です。日本だけでなく世界各国で馬や虎は特別な動物として祭り上げられ、それはギリシア神話や仏教神話などに登場する機会が多いからだと思います。そんな馬に大変よく似た伝説の動物が｢ユニコーン｣で、欧州では昔から守り神として人々から愛されていたようです。

ユニコーンの意味とは

｢ユニコーン｣の意味は以下の通りとなります。
(1)欧州などに伝わる額に一本角が生えて馬によく似た伝説上の動物。
(2)｢一角獣｣も同義。
(3)馬によく似た伝説の動物が転じて、スポーツ世界などでは現実離れの活躍をする名選手などを比喩で称えたり、男女関係において性的な肉体関係のみを望む隠語などの側面もある。
｢ユニコーン｣は1980年代から活躍している日本のロックバンドに漫画やアニメなどのキャラクター名や楽曲タイトルなどの場合もありますが、一般的には欧州などで伝わる馬によく似た伝説上の動物となります。その馬によく似た｢ユニコーン｣は体は白い事が多く、最大の特徴は額に一本角が生えている事から｢一角獣｣とも呼ばれ、立ち姿や走る姿が凛々しいので純粋さや力強さの象徴となっています。大変よく似た存在の｢ペガサス｣も馬とそっくりな姿でイメージカラーも白な事から混乱しやすいですが、こちらはギリシア神話に登場する伝説の生き物で額の一本角がない代わりに背中には翼が生えて、鳥のように上空を自由に飛び回れます。よって、｢ユニコーン｣や｢ペガサス｣も伝説上の生き物であり架空の存在だからこそ、人々の記憶に強く残っているのでしょう。そしてこのような伝説の生き物から、スポーツなどの分野でまるで伝説として後世に語り継がれるほど大活躍を果たした選手や有名人を称える際に比喩的に使ったり、さらに男女関係でも性的な肉体関係だけを求めるといった隠語とする場合もあります。

ユニコーンの由来

｢ユニコーン｣の語源はラテン語の｢1つ｣を意味する数詞｢ūnus｣と同じくラテン語の｢角｣を意味する｢cornū｣を合わせた｢一角獣｣という意味のギリシア語｢モノケロース｣からで、ギリシア人の歴史家・クテンシアスの書物｢インド誌｣が由来とされます。また中世初期のスペイン・セビリアの重要な神学者・イシドールス(560年頃)による書物｢語源集｣などに登場をした事でも有名です。

ユニコーンの文章・例文

例文1.サッカー界の伝説であるメッシやこれから大いに活躍が期待される三苫などは、それこそ全国のサッカー少年少女にとってはユニコーンとなる存在である。
例文2.天国の競馬ではユニコーンやペガサスが走っていると思うと、ギャンブル狂としてはあの世の楽しみがまた一つ増えた。
例文3.北海道はヒグマだけではなくユニコーンなども出没すると思えるぐらい、本州在住からすると未開の地である。
例文4.彼は筋トレばかりしてゴリラのような肉体を手に入れたが、その目的は女遊びのユニコーンの為に仕事終わりでも必死にジム通いを続けたそうだ。
例文5.｢サウナやスーパー銭湯にはユニコーンのような男が多くて嬉しい｣とジェンダー平等を掲げる知人が頬を赤くしながら口にしていたが、それなら見られている相手の気持ちも考えるべきではと思ったが反論されそうなので黙っていた。
｢ユニコーン｣を使った例文となります。

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ユニコーンの会話例

• 

  ほらっ、今の看板！
• 

  え、何よ！
• 

  また、あったよ。ユニコーンみたいなキャラクターの看板が。国道沿いは奇妙な宣伝を目的とした看板が多いね。
• 

  それは私たちのような変人が注目するからじゃない。

ドライブ中に｢ユニコーン｣のキャラクターの看板を発見して盛り上がっているという内容です。

ユニコーンの類義語

｢ユニコーン｣の類義語には｢ペガサス｣｢神獣｣｢幻獣｣｢神の化身｣｢架空の存在｣｢想像上の動物｣などの言葉が挙げられます。

ユニコーンの対義語

｢ユニコーン｣の対義語は強いて挙げるなら｢実在の動物｣｢悪魔の馬｣｢悪魔怪物｣など、また｢馬｣の対義語は｢牛｣となります。

ユニコーンまとめ

馬によく似た額に一本角がある伝説の動物が｢ユニコーン｣です。諸説が入り乱れ一本角には解毒作用があり尻尾はライオンのようだとも伝えられる｢ユニコーン｣に対し、背中に翼があり空を駆け巡るのが｢ペガサス｣となっています。大変混乱しやすいですが、角と翼が見分け方の違いとなります。