「チョンボ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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チョンボ(ちょんぼ)

「チョンボ」とは「間違い・ミスなど基本的には不注意からの失敗で、特に麻雀など賭け事で用いられるギャンブル用語」です。普段は一切賭け事をしない人でも、仕事などで間違いをした人に思わず「チョンボ」と言ってしまった事はありませんか? この「チョンボ」は実はギャンブル用語で、失敗やミスといった意味になります。

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チョンボの意味とは

「チョンボ」の意味は以下の通りとなります。
 (1)うっかりと間違える。不注意や勘違いから犯す失敗。違反やミスなど。
 (2)主に賭け事でのルール違反や間違いで、特に麻雀における反則行為であり呼び名。
 (3)ギャンブルで故意や過失に関わらず犯す間違いや不正行為で、お咎めなしもあれば点数を減らされたり罰金を支払って許してもらう場合もある。
「チョンボ」は漢字表記「錯」となり、そもそもは中国式麻雀の「間違いあがり」である反則行為「錯」(ツァホウ)が日本で発音変化して誕生した言葉とされます。ですから麻雀発祥なので、賭け事の中でも麻雀のミスや反則行為を「チョンボ」として、今でも最も使用されています。また、麻雀用語が転じて他の賭け事である競馬・競艇・パチンコなどでも、例えば経験豊富なギャンブラーなのに初心者的な勘違いで勝ちを逃したり、うっかりして負けた際に「ちょんぼした」と表現します。要するに「間違い」や「ミス」の砕けた表現が「ちょんぼ」なので、日常生活でも友人同士など気心が知れた関係なら割と普通に使われる事も多いです。しかし、少々古臭い言葉でもあるので基本的には中高年男性が好んで使う俗語といったところでしょう。

チョンボの由来

「チョンボ」の由来は前記したように中国で誕生したテーブルゲーム「麻雀」となります。諸説ありますが「麻雀」は紀元前6世紀に古代中国の思想家・孔子が発明し、日本には明治42年に伝わってきたとされています。ですから少なくても明治42年以降に「チョンボ」は誕生し、使われ始めたと推測できます。

チョンボの文章・例文

例文1.学生時代は友人達と徹マンをしては眠気からのうっかりチョンボで大笑いをしたものだが、そんな楽しい日々がもう二度とやってこないと思うと老いとは虚しくなるばかりだ。
例文2.一般人のチョンボは厳しく罰せられるが、政治家のチョンボは記憶にないや虚偽答弁で押し通せるのだから楽なものだ。
例文3.毎日仕事ではチョンボばかりで上司に怒られ、帰宅で電車に乗れば若者達から醜いオヤジと蔑んだ視線が送られ、家では妻から家事や買物をしろと命令され、俺の人生とは一体何なのかと途方に暮れる。
例文4.競馬上に行くと、私生活ではチョンボばかりしてきたうだつの上がらないような疲れた男達が真剣に予想をする姿はなかなかの光景で、その一人が自分であるとトイレの鏡を見て気付かされる。
例文5.闇金から借りたまでは良かったが支払日をうっかりチョンボで忘れて地獄を見たので、もう二度と闇金から借りないと誓いのタトゥーを背中に入れたが自分では見えない。
「チョンボ」を使った例文となります。

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チョンボの会話例

  • 今、チョンボしたよね?

  • してない。してないって。これはチョンボじゃないでしょう? っていうか私初心者、これぐらい大目に見てよ。

  • それはダメだよ。チョンボはチョンボ。はい罰金、500円ね。

  • もう最悪。あなたとはもうトランプやらないから。

お金を賭けてトランプをしている2人の会話内容です。

チョンボの類義語

「チョンボ」の類義語には「誤り」「過ち」「しくじり」「為損う」「チート」「イカサマ」「下手をする」「ポカ」「ドジ」「やらかす」「インチキ」「卑怯」「コケる」「イカサマ」「罰則」などの言葉が挙げられます。

チョンボの対義語

「チョンボ」の対義語には「遵守」「成功」「上手くいく」「良い結果」「サクセス」などの言葉が挙げられます。

チョンボまとめ

間違いや失敗をするのが「チョンボ」で、特に麻雀などのギャンブル・賭け事におけるルール違反行為です。初心者のうっかりミスから玄人の明らかな狙った不正も「チョンボ」として、お咎めや罰則なしから不正の代償として罰則金を払うケースまであります。また、日常生活でも思わずやらかす失敗を「チョンボ」と喩えて使われます。

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