「サイコパス」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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サイコパス(psychopaths)

最近よく聞くようになったサイコパス。しかし、映画やドラマのイメージが先行することによってサイコパスの正しい意味や性格が伝わることは少ないようです。この記事ではサイコパスの意味や由来をまとめます。

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サイコパスの意味とは

サイコパスとは「反社会的人格」の事を指す心理学用語です。日本語だと「精神病質者」ともいいます。先天的な人格障害と言われています。
サイコパスは「良心が欠如している」「自尊心が異常に強い」「他者を苦しめることに引け目を感じない」「平気でうそをつく」「社会的には善人に見える」などの特徴を持っています。
サイコパスと聞くと、映画やドラマに出てくる猟奇殺人を思い浮かべる人も多いでしょう。ただし、実際にそのような行為に出るのはごくわずかで、実際には社会の中に多くいると言われています。
サイコパスが直接的な暴力に出ることはあまりありません。むしろ、サイコパスは精神的に人を支配します。徹底的に自己中心的なので、自分の世界に必要ない存在を見つけるとその人をターゲットにします。その人の人間関係を巧妙に攻撃し、追い詰めます。良心が欠如しているので、人を追い詰めることに何の罪悪感も感じません。自分に嫌疑が及ばないよう、むしろ被害者を装います。追い詰められている人も「むしろ自分の方が悪いんだ」と自分を責めるので、八方ふさがりになっていきます。時には自殺や鬱にまで追い込まれます。

サイコパスの由来

サイコパスの由来ですが、1960年代からフィクションの中で用語が使われていたものの、研究が進んできたのはここ最近のことです。
サイコパスの研究の第一人者と言われるのはカナダ人犯罪心理学者のロバート・D・ヘア氏で、1993年にサイコパス研究についての本「診断名サイコパス」という本を出版しました。
それほど謎に満ちた分野であり、解明が進んでいない領域ということです。

サイコパスの文章・例文

例文1.サイコパスは意外に身近にいるものだ
例文2.彼のことをサイコパスというが、そんな風にばれるならサイコパスではない
例文3.サイコパスが怖いのは外面上は魅力的ということだ
例文4.サイコパスなんてドラマの中でしか見たことがない
例文5.サイコパスについての研究がだいぶ進んできた
例文のように日常からサイコパスと言う言葉を使う時は、大抵は猟奇殺人などのイメージが多いでしょう。あるいは、常軌を逸した振る舞いをする人をサイコパスとも言いがち。けれど、実際には反社会性パーソナリティー障害ともいわれ、社会に溶け込んで生活をしている人が多いようです。

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サイコパスの会話例

  • サイコパスなんて本当にいるのかな?

  • でもあたし、昔のバイト先にそれっぽいような人がいた気がするなあ。結構みんなに好かれてたんだけど、時々平気で嘘ついてどきっとした。でも、なんか指摘できないのよね

  • ああ、確かにそういう傾向のある人はいるよな。

  • その人の言うことは信じないと・・・って気にさせられてた気がするな。

上記の会話のように、サイコパスの恐ろしい所は一見社会的にも大胆で魅力的なところです。

サイコパスの類義語

サイコパスの類義語は「ソシオパス」があります。「ソシオ」とは社会のことで、社会や集団を破壊しようとする人格異常者のことです。サイコパスとソシオパスを同義に扱い、まとめてサイコパスと呼ぶことも多いでしょう。

サイコパスまとめ

ここまで、サイコパスについて見てきました。DVや猟奇的な事件が起こると「サイコパスだったんだ」と口々に言われますが、そのように表面化するのはむしろ珍しい方でしょう。本物のサイコパスはその陰に隠れています。まだまだ謎の多い分野なのです。

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