CMS

CMSはキャッシュ・マネジメント・システムと言い、銀行がグループ企業に対して行う資金管理のシステムです。具体的にどのようなシステムなのでしょうか。ここではCMSについて解説します。

CMSの意味とは

CMSはCash Management System(キャッシュ・マネジメント・システム)の略です。複数のグループ会社を持つ企業が、個別管理していたそれぞれの資金を一つの銀行にまとめ一元管理をすることで、グループ内の資金の流れの無駄をなくし、効率的な資金運転をする仕組みです。資金運転の効率化で企業側のメリットは勿論、銀行側から見てもグループ会社の全ての資金を扱えるためメリットは大きいのです。

CMSの由来

もともと、グループ会社の資金を1箇所に集めてメリットを出せるのは、子会社化などでグループ会社の多い大企業だけでした。それが1997年に持株会社が認められると、中堅企業でも持株会社が増え、グループ会社を抱える企業が多くなりました。そうなるとキャッシュ・マネジメントにメリットが生まれます。そこに合わせて、取引量を増やしたい銀行が積極的にこのシステムをサービス(キャッシュ・マネジメント・サービス)として展開、このシステムを利用する企業が増加しました。

例文1.CMS導入で銀行と打ち合わせをした
例文2.我が社でもCMSを導入した
例文3.CMSで資金繰りが楽になった
例文4.銀行もCMSのサービスに積極的
例文5.今後もCMSは企業に浸透するだろう
CMSを導入すると、今までバラバラだったグループ会社の資金が1か所に集まり、無駄なく資金運用ができるようになります。銀行でも自行のCMSをホームページ上で説明するなど、力を入れています。

CMSの類義語

CMSを日本語の単語に置き換えると資金一元管理システムや資金関連管理システムとなりますが、決まった単語はありません。資金プーリングや支払い代行などはCMSの一部の機能です。

CMSまとめ

CMS導入前は、各グループ会社はそれぞれに、財務管理や資金繰りが必要で、運転資金などを個別に準備する必要がありました。それが、銀行のCMSを利用すると、余裕のある会社の資金をプール(資金のプーリング)して、不足資金が発生した会社に回したり、グループ会社全ての支払を代行させたりと、余分な借り入れをする必要がなくなります。さらに、それぞれの会社に必要だった経理部門を集約するなど、経費削減にも寄与します。銀行も力を入れているようで、今後導入企業が増えることが予想されます。

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