麗しい(うるわしい)

「麗しい」とは「より高雅で上品な様を表した美しいや綺麗という意味」です。単純に言えば美しいや綺麗とまったく同じなのですが日常的に用いる言葉とは言えず、どこか上品であり身分が高い人が好む言葉が「麗しい」と解釈できます。また、美しいは外見だけからの受け手の感想となるのに対し、「麗しい」は中身まで理解した上で外見も素晴らしいと称えている感があります。そんな「麗しい」の解説となります。

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麗しいの意味とは

「麗しい」の意味は以下の通りとなります。
(1)精神的に豊かで気高く人に感銘を与える。
(2)形・色・容姿が目に快く映る。美しい。愛しい。可愛らしい。
(3)機嫌や顔付きが晴れ晴れしい。
(4)乱れた所がなく整っている。壮麗。几帳面。端正。
(5)正式のものである。本格的。
(6)人間関係が良好。親しい。
(7)「美しい」(うるわしい)とも書き同義。
”麗”は「美しい」「煌びやか」「うららか」「穏やか」といった意味で、要するに美人を表現する美しい女性となるのが「麗しい」です。ですから「麗しい」=「美しい」(うるわしい)とも書き、「麗しい人」=「美しい人」(美人)となるのです。しかし、表面上はともかく「麗しい」の方が高雅で上品な様を感じられるのは事実です。それは「ご機嫌麗しゅう」と上流な人が挨拶で用いる事からも明らかなように、どこかハイクラスで丁寧な雰囲気を漂わせています。ですから、同義であるにも関わらず実態としては「麗しい」>「美しい」となり、”美”に様々な要素を付け足して外見だけでなくあらゆる面で優れていて整っているのが「麗しい」、外見だけの美しさが「美しい」と解釈できます。よって、高貴な言葉となり日常会話であまり使いませんが、同じ美しさでも時と場合によっては「麗しい」とする方が好まれますし、より相応しくなります。

麗しいの由来

「麗しい」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては”麗”は平安時代中期の物語「源氏物語」の「胡蝶」などに文言が記されています。

麗しいの文章・例文

例文1.冷やかしで外車ディーラ店に入ったら、上品そうなマダムが麗しい雰囲気を漂わせながら展示されている新型モデルをまとめて大人買いする現場に出くわし圧倒された。
例文2.演歌歌手やオペラ歌手は麗しい感じもするが、アイドルは芸能界で一山当てようとする野心が強く感じられる。
例文3.我が家は犬小屋のように狭くボロボロで、麗しいや上品さとはかけ離れた家族がギュウギュウで生活をしている。
例文4.東京に行った兄が5年振りに実家に戻ってきたが、まるで別人のように麗しくなったので、自分も美容整形や性転換手術を受けようと決意した。
例文5.京都の高級料亭の中庭は麗しい趣が感じられ、無理してやってきた甲斐があったと十分納得できた。
美しいや上品といった意味合いで「麗しい」を使った例文です。

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麗しいの会話例

  • 質問者アイコン

    新しい髪型、似合っているよ。

  • 回答者アイコン

    良かったー。ちょっと上品にし過ぎたから、不安だったの。

  • 質問者アイコン

    それぐらい麗しい感じにした方が、男受けがいいって。

  • 回答者アイコン

    そうだよね。これで、今度こそパパ活が上手くいきそうな気がする。

髪型を変えた知人女性を褒める男性という会話内容です。

麗しいの類義語

「麗しい」の類義語には、「綺麗」「上品」「お嬢様」「気品」「優美」「華麗」「秀麗」「煌びやか」「エレガント」などの言葉が挙げられます。

麗しいの対義語

「麗しい」の対義語には、「醜い」「下品」「汚い」「インエレガント」「醜悪」「意地汚い」などの言葉が挙げられます。

麗しいまとめ

「麗しい」は「美しい人」という意味ですが、さらに精神的な豊かさや心が綺麗、形や色や容姿が整っている感がある言葉です。ですから「美しい」をさらに上品にした言葉と受け取れ、上流階級など高貴な人々が好んで使い、一般の人々が日常的に使うのは手軽な「美しい」となります。

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