癇癪(かんしゃく)

「癇癪」とは「激しい怒りや短気など一言で言えばキレやすい性格」です。些細な事でもまるでマグマが爆発したように激昂し、時には相手を殴ったり罵倒したりと手が付けられず周囲もお手上げ状態となります。そんな野生動物のような人を「癇癪」や「癇癪持ち」と言い、「短気は損気」ではないですが日常生活を営むのはなかなか難しくなります。それでは「癇癪」についての解説となります。

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癇癪の意味とは

「癇癪」の意味は以下の通りとなります。
(1)些細な事で激昂する事。怒りやすい性格。
(2)ちょっとした事でも感情を抑えられず激しく怒り出す。
(3)泣き叫んだり奇声を出すなどの子供ならではの混乱状態だが、大人でも怒りを抑えられず問題行動を起こす症状を指す言葉。
”癇”は「感情が激しくカッとなる性質」「ひきつけなどの病気」「いらいらする性質」、”癪”は「痙攣を起こして痛む」「腹が立つ」「不愉快」で、病的な怒りや短気といった性質を繰り返して強調したのが「癇癪」です。少しばかりの短気ではなく、誰が見てもちょっと度を超えているヒステリックな怒りとも理解できます。子供がおもちゃ売り場などで駄々をこねて、最終的には泣き叫んだり暴れたりするのが「癇癪」で、大人の場合は激しい怒りから暴力などにも及ぶのでさらに手が付けられなくなります。かつては短気や怒りっぽい人で片付けられていましたが、現在は発達障害といった病気という側面で語られる事も多く、要するに気持ちをコントロールできないのが「癇癪」という位置付けです。普通の人なら、怒りを覚えても我慢しますし、感情を爆発するのはみっとも無いと思うものです。それは怒りは相手に不快感を与えると察するからで、しかし「癇癪持ち」は自分の感情こそ最優先で相手の気持ちなどはどうでも良いのです。一方で、これまでは普通の性格だったのに、日常生活のストレスが原因で急激に怒りやすい性格に様変わりして「癇癪が起こす」というケースも多いようです。

癇癪の由来

「癇癪」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては江戸時代中期の小説集「洒落本」の「月花余情」(1746年)などに文言が記されています。

癇癪の文章・例文

例文1.癇癪持ちだと自覚しているが、またどうにも我慢が出来ず職場で激昂してしまい、多分近い内にハローワーク通いを再開する事になるだろう。
例文2.普段は笑顔を絶やさない部長も月末が近付くとイライラし出し、些細な事で癇癪を起こすので部下としては堪ったものじゃない。
例文3.酒と博打に明け暮れ、おまけに誰よりも癇癪が強いのになぜか地主の一人娘と結婚をした同僚がどんな裏技を使ったのか気になって仕方がない。
例文4.子供の頃は癇癪持ちで将来を危惧していたが、今では公務員になって役所で真面目に働いているのだからどうにも感慨深い。
例文5.あの俳優は癇癪持ちな演技をさせたら天下一品だが、陰ではヤクチュウで警察から週刊誌にマークされていると噂されている。
怒りっぽい人として「癇癪」を使った例文です。

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癇癪の会話例

  • 質問者アイコン

    大丈夫? また離婚をするんだって。

  • 回答者アイコン

    今度の人は大丈夫って信じていたんだけど、癇癪持ちなの。理不尽な事で怒りまくって、もう耐えられない。

  • 質問者アイコン

    前の旦那はアル中のギャンブル狂、それで今度は癇癪持ちって…。本当に男運がないな。だから俺と結婚をすれば良かったのに。

  • 回答者アイコン

    ごめん。それでも、あなたとの結婚も無理だって…。

離婚をする事になった女性とその知人男性の会話となります。

癇癪の類義語

「癇癪」の類義語には、「立腹」「怒りが爆発」「ヒステリー」「獰猛」「イライラ」「むしゃくしゃ」などの言葉が挙げられます。

癇癪の対義語

「癇癪」の対義語には、「堪え性」「冷静」「我慢強い」「辛抱強い」などの言葉が挙げられます。

癇癪まとめ

「癇癪」は酷い短気であり些細な事で怒りだす性格です。普通の人とは怒りのスイッチが違うのか、傍から見るとそんな事で怒るのという程度でも激昂をするのです。大抵は子供の頃は「癇癪持ち」でも成長と共に落ち着くのですが、一部では大人になっても短気を治せない人もいます。最近は発達障害が原因ともされていますが、詳しい部分は未だに解明されていません。

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