鬼に金棒

「鬼に金棒」ということわざは、ことわざの中でも有名なものの部類に入ります。今までに誰でも一度くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。では、この「鬼に金棒」とはどういう意味なのか、またどのような場面で使う言葉なのか、詳しくみていきましょう。

鬼に金棒の意味とは

「鬼に金棒」とは、ただでさえ強い者に何かが加わることにより、さらにその強さが増すことをあらわすことわざです。

鬼に金棒の由来

「鬼に金棒」は、元からとても強いものである「鬼」に、さらに鉄の棒(=金棒)が加わったことにより、その強さがさらに拡大し、立ち向かうことができなくなってしまうことが由来です。「鬼に金棒、弁慶に薙刀」という言葉もあります。後半部の「弁慶に薙刀」も「鬼に金棒」と同じで、ただでさえ強い弁慶に薙刀が加わったら誰も逆らえないほど無敵になってしまうということをあらわしています。

鬼に金棒の文章・例文

例文1.ただでさえ美貌が際立っている彼女にモデルの彼氏ができたらしく、「鬼に金棒」とはこのことか、という気持ちを隠すことができない。
例文2.甲子園出場常連の高校に、「野球界の神童」と言われている中学生が進学するとわかり、「鬼に金棒」ということわざを思い出した。
例文3.語学力にマーケティング力、営業力が備わったこのチームに、成績優秀な君が加わってくれれば「鬼に金棒」だよ。
例文4.3か国語を流暢に話す鈴木さんが、新たにスペイン語の勉強をはじめたらしい。これはまさに「鬼に金棒」だ。
例文5.彼女の実家は、大金持ちな上にアパート運営もしている。さらに先日の株取引でぼろ儲けをしたらしく、「鬼に金棒」という言葉がぴったりだ。
このように「鬼に金棒」ということわざは、何か一つの面で秀でている状態にさらに何かが加わって、もっとすごい状態になる時に使います。「鬼に金棒」というと怖い言葉のように感じますが、悪い意味ではないというのもポイントですね。

鬼に金棒の類義語

「鬼に金棒」の類義語には、「鬼に金梃」や「鬼に鉄杖」、「駆け馬に鞭」、「獅子に鰭」、「虎に翼」、「竜に翼を得たる如し」などがあります。
どれもそれぞれが作用しあうことで、さらに強いもの、すごいものになりそうなものばかりですね。

鬼に金棒まとめ

以上、「鬼に金棒」ということわざをご紹介しました。「鬼に金棒」は、ただでさえ強い者に何かが加わることにより、さらにその強さが増すという意味でした。他の人から「鬼に金棒だね~」と言ってもらえるようになるには、まず何か一芸に秀でなければなりません。そしてさらにもう一つがんばって、はじめて「鬼に金棒」の状態になる訳ですね。いきなり無理をするのではなく、一歩ずつ丁寧に確実に進んでいくのが結局一番の近道となりそうです。

この記事を読んでいる人に人気の記事