非弁行為をする人

非弁行為(ひべんこうい)

この記事では、弁護士にかかわる用語である「非弁行為」について解説します。非弁行為とは、弁護士しか関われない業務を、弁護士の資格を持たない者が行うことを言います。そんなことありえるの?と思いますが、実は不動産業界では気をつけなければならない行為です。では、非弁行為とはどんなものなのか、事例を含めてみていきましょう。

非弁行為の意味

非弁行為とは、「弁護士でない者が報酬をもらう目的で法律事件にかかわり、弁護士にしか許されていない業務に携わること」を指します。弁護士法に記載されています。非弁活動とも呼ばれます。

非弁行為の由来

法律業界は厳しく、資格がものをいいます。資格を持っていない限り、どんなに法律に精通していても、弁護士法を犯してはならないのです。普通に過ごしているとこのような状況に遭遇することはありませんが、不動産業界では難しい判断を迫られることがよくあります。たとえば、ある事例では不動産業者がビルの賃借人と交渉し、立ち退きを要求する際に報酬目的で行ったことにより、弁護士法違反とされたことがあります。示談交渉にかかわる際も、この非弁行為に気をつけなければなりません。「報酬を目的としていたかどうか」が焦点であり、実際に報酬をもらっていなくても非弁行為になったケースもあります。

非弁行為の文章・例文

例文1.非弁行為を避けるため、うちではすべて弁護士と提携して丸投げしている
例文2.あの会社はいつも非弁行為すれすれで業務を行っている
例文3.取引先との交渉を代行する場合、弁護士法に違反して非弁行為にならないか注意しなければならない
例文4.「示談交渉を請け負います」と言われても信用しない方が良い。非弁行為の可能性がある
例文5.善意で行ったことでも、法律に触れていれば非弁行為になるので気をつけよう
裁判所への書類提出代行、督促状を書くなど、非弁行為は様々な場面に起こりえます。「知らなかった」では済ませることができないため、勉強が必要です。

非弁行為の会話例

  • 質問者アイコン

    この前叔父さんがすっかり憔悴していて、どうしたんだって聞いたら、家賃の督促状が来ていたんだって。

  • 回答者アイコン

    そうなの。叔父さん、そんなにお金に困っている人だったかしら?

  • 質問者アイコン

    俺もそう思って、何か援助できることはないか聞いたよ。どうやら、不動産屋がしつこく督促状を送ってくるみたいなんだ。

  • 回答者アイコン

    それ、あの評判の悪い不動産屋でしょ?家賃を払わなきゃいけないのはともかくとして、もしかしたら非弁行為があるかもしれないわよ。あんまりひどいようだったら、そこら辺調べてみましょうか?

ある男女が、親戚が督促状に悩まされているという話をしています。非弁行為を疑うというのは、法律に詳しくなければ気づけない視点です。

非弁行為の類義語

非弁行為の類義語として挙げられるものは特にありません。同義語に非弁活動が挙げられます。

非弁行為まとめ

法律事務所の職員であっても、弁護士資格を持っていなければ非弁行為をしてしまうことがあります。弁護士の名前だけを借りた行為等も十分注意しなければなりません。

関連記事

この記事を読んでいる人に人気の記事