蛇の道は蛇(じゃのみちはへび)

「蛇の道は蛇」とは「同類のする事は同類の者がよく知っている」という事です。犯罪が起こると警察が元犯罪者などの悪人に意見を求める刑事ドラマでお馴染みのシーンこそ、典型的な「蛇の道は蛇」を表現しています。要するに、真面目で優秀な警察官よりも悪人の思考は同業者である悪人が最も理解しているという理屈から、考えを訊きにいって事件解決の糸口を見つけたりするのです。そんな「蛇の道は蛇」について調べてみました。

[adstext]
[ads]

蛇の道は蛇の意味とは

「蛇の道は蛇」の意味は以下の通りとなります。
(1)同類のする事はその方面の者にはすぐに分かるという喩え。
(2)同類は同類の事をよく知っている喩えで、同業者は仲間の行動を熟知している事。
(3)犯罪者の事は犯罪者が一番よく知っているとして、犯罪や事件絡みで使われる事が多い諺。
(4)「蛇の道はヘビ」「蛇の道はへび」とも書き同義。
「蛇の道は蛇」は本来、その業界(道)の事を詳しく知るなら同じ道の人に訊くのが一番という意味合いで、例えば料理について詳しく知るなら別の料理人に訊いてみる、車ならディーラーは当然ながら中古車屋さんや修理屋さんにも訊くといった感じでした。少しずれますがコロナ渦なら、政府や首長が高い所から経済実態を呑気に語るよりも、飲食店の経営者が悲惨な状況を切実に訴えたり、医療関係者が病院のひっ迫状況を話す方がリアリティがあるのも「蛇の道は蛇」のようなもので、真のコロナの影響を知るには現場の声が一番なのです。一方で、一般人の感覚からすると「蛇の道は蛇」は、犯罪や事件絡みでよく聞く言葉となっているのも事実です。なぜなら、小説やドラマなどで犯罪や事件が起こった際に刑事や探偵が助言を求めたりする相手として相場が決まっているのは、その事件とは無関係な泥棒や犯罪者や元悪人とするのが王道パターンだからです。他にも、ヤクザ絡みの作品でも同様にヤクザに頼るというのはよくあります。これらではセリフとして「蛇の道は蛇」が登場する事が多く、それに感化されると日常生活でも何か悪い事の喩えで「蛇の道は蛇」と使ってしまうのです。他にも、有名人が覚せい剤など薬物問題で逮捕されると、テレビ番組のコメンテーターには元薬物中毒者で現在は更生した人物がその実態を語るというのも定番です。これも「蛇の道は蛇」とする理屈からで、いくら弁護士などが正論を語っても体験者しか知らない実情があるので、それを知るには元依存者という存在が必要になるのです。ですから同様にして、スポーツ中継ならプロ野球は元プロ野球選手、サッカーは元Jリーガー、政治問題は新聞記者や元議員、犯罪事件は警察OBや元刑事などが解説やコメンテーターとしてより詳しい情報を視聴者に提供するのです。

蛇の道は蛇の由来

「蛇の道は蛇」の由来は、大蛇が通る道は小蛇でも知っている事と蛇の通る道を他の蛇も知っている事の二つからとされています。

蛇の道は蛇の文章・例文

例文1.政治家の闇部分を最も詳しいのは夜のお店を生業とする輩のような人々だったりするのは、これぞ蛇の道は蛇という事だ。
例文2.蛇の道は蛇と思わず声が出たのは、警察がヤクザに頼んで事件を未然に防いだ顛末を知ったからだ。
例文3.仕事で困った時は現場を知らない上司に訊くより直属の先輩に頼るのが一番で、蛇の道は蛇なのだろう。
例文4.蛇の道は蛇。モテない男同士が集まっても女心は掴めないので何も解決しないと、やっと最近になって理解した。
例文5.自分は社会のはみ出し者なので、ユーチューバーのコラボ動画の何とも言えない胡散臭さには、蛇の道は蛇と本能的に感じ取ってしまう。

仕事や政治家などで「蛇の道は蛇」を使った例文です。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

蛇の道は蛇の会話例

  • 質問者アイコン

    今日の弁当は、ちょっと美味しくなかったなー。

  • 回答者アイコン

    そう。自信作だったんだけど。ごめんね。

  • 質問者アイコン

    動画ばかり参考にして作らないで、少しは実践で習った方がいいんじゃない?

  • 回答者アイコン

    あっ、もしかしたらそうかもね。蛇の道は蛇って言うしね。お弁当屋さんのパートでもやってみようかしら。

夫が手作り弁当に不満を漏らし、料理下手な妻がお弁当屋で働こうとする会話です。

蛇の道は蛇の類義語

「蛇の道は蛇」の類義語には、「悪魔は悪魔を知る」「馬は馬方」「海の事は漁師に問え」「餅は餅屋」などの言葉が挙げられます。

蛇の道は蛇まとめ

「蛇の道は蛇」はその道の専門家が誰よりも実情を知っているという意味の諺で、事件なら警察も知っているが現役の泥棒や元犯罪者も十分よく知っているという事です。「蛇の道」は「蛇」が最もよく知っているので、そこから主に悪い事での喩えとして日常生活でも頻繁に使われ、非情に親しみがある言葉となっています。

言葉の手帳ロゴ

この記事が参考になったら
『いいね』をお願いします!

この記事を読んでいる人に人気の記事