竹を割ったよう(たけをわったよう)

「竹を割ったよう」とは「性格がさっぱりしている人を称える言葉」です。円滑な人間関係を続けるなら、自分も相手もさっぱりとした性格の方がいいですよね。些細な行き違いをいつまでも根に持たれたら、大変息苦しくて疲れてしまいます。それでは今も昔も人が求める性格は同じであると思わせる「竹を割ったよう」の解説となります。

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竹を割ったようの意味とは

「竹を割ったよう」の意味は以下の通りとなります。
(1)性格や気性がさっぱりしている人。
(2)竹を縦に割ると真っすぐ割れる事から、転じて、さっぱりしてわだかまりがない性格。
(3)「竹を割ったような」「竹を割ったような性格」も同義。
”竹”は「イネ科タケ亜科の多年生植物の総称」「成長が早く強度が強く中は空洞な植物」、”割った”は「力を入れ個体をいくつかに分ける」「分裂」「組織の分断」など、”よう”は「性質や状態が他と似ている」「例示の意味」「不確かな表現で断定や希望など」で、竹を切ると真っすぐに割れる事から、それを性格にも当て嵌めてさっぱりや素直などと称賛したのが「竹を割ったよう」です。要するに、昔ながらの男らしいスポーツマンのような明るく元気で皆をまとめるリーダータイプが、俗に言う「竹を割ったよう」となります。もちろん最近は女性にも使いますし、実際には運動苦手や団体行動が嫌いでも、後腐れない良い性格なら「竹を割ったよう」として問題ありません。さらに深掘りするなら、潔いやウジウジせずに対人関係が良好なら、結果的にはどんなタイプでも「竹を割ったよう」と表現するのも可能です。なぜなら、そもそもの定義がかなりアバウトなので、自分や相手が「さっぱりな性格」と判断するなら、敢えてそれを否定する必要もないからでしょう。

竹を割ったようの由来

「竹を割ったよう」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては江戸時代の小咄集「咄本」の「一休咄」(1668年)などに文言が記されています。

竹を割ったようの文章・例文

例文1.竹を割ったような性格のあいつが島を離れて早5年。そして遂に嵐の日にあの男が戻ってきた。
例文2.竹を割ったような性格だったが、借金トラブルに巻き込まれてすっかり人が変わり、今では人を信じるのは怠惰で愚かだと思っている。
例文3.陰湿な大学生ストーカーが逮捕され、記者が取材をすると同級生達は口を揃えて「竹を割ったような人」と良い印象を語っただけに、それだけ驚きを隠せなかった。
例文4.自分では竹を割ったようなイケメンだと自負していたが、後輩や部下達が誰も懐いてこないところをみると、相当嫌われているようだ。
例文5.相手を許して竹を割ったようと高評価されるぐらいなら、誰からも嫌われても復讐心を胸に刻み一層ジメジメで生き続けると誓った。
性格の良し悪しで「竹を割ったよう」を使った例文となります。

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竹を割ったようの会話例

  • 質問者アイコン

    今日は久しぶりに晴れたねー。絶好の天気だよ。

  • 回答者アイコン

    あなたの竹を割ったような性格がやっと、天気にも反映されたのね。

  • 質問者アイコン

    最近は神様が休憩をしていたって事だろうな。これからは良い天気が続くよ。

  • 回答者アイコン

    そうだといいけど、どうやら明日からまた悪くなるみたいよ。さっぱりした快晴はなかなか続かないわね。

天候と性格のさっぱりを引っ掛けた会話をする男女2人です。

竹を割ったようの類義語

「竹を割ったよう」の類義語には、「男らしい」「気風のよい」「清々しい」「さばさばした」などの言葉が挙げられます。

竹を割ったようの対義語

「竹を割ったよう」の対義語には、「執念深い」「執拗」「くよくよ」「鬱陶しい」「カエルのツラに小便」「くどい」「マムシのような男」「ヘビのような男」などの言葉が挙げられます。

竹を割ったようまとめ

「竹を割ったよう」は竹は真っすぐに割れる事から、さっぱりや潔い性格と褒め称える言葉です。相手と揉めても後腐れなくするので、そんな男らしさが周囲からは高評価を得られる要因となっています。反対となるのは「執念深い」や「ヘビのような男」で、どうしても不快や暗い感じが出てしまいます。

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