石の上にも三年、積み重ねが大事

石の上にも三年

就職活動をおこなっているとき、会社の歓迎会でスピーチをおこなうとき「石の上にも三年」という故事の、正しい意味を知りたいときがあります。簡単そうに思えて、実は深い意味があるのが石の上にも三年です。石の上にも三年のキレイな使い方について、今いちどおさらいしていきましょう。

石の上にも三年の意味とは

石の上にも三年とは、硬く決して座り心地の良くはない石の上にいても、じっと堪えていればやがて花が咲く…ということ。転じて辛く苦しい環境であっても、逃げ出さずに健気に努力を続ければ必ず成功できるということを示しています。仕事や家庭・介護の現場など、色々なシチュエーションにいる人たちを勇気づけることわざです。

石の上にも三年の由来

石の上にも三年は生活の中から自然に生まれた、日本のことわざです。江戸時代に活躍した井原西鶴の浮世草子の一節にも「石の上にも三年」という言葉が出てくるため、それよりも以前に生まれた言葉とみるのが自然でしょう。海外の方と比べて真面目で忍耐強いことがとりえの日本人。そのルーツともいえるのが、石の上にも三年の名言なのです。

石の上にも三年の文章・例文

例文1.会社の後輩が仕事を辞めたいと言ってきた、石の上にも三年だよ…と返したよ
例文2.どんなに大変なことがあっても石の上にも三年、いましばしの辛抱ですよ
例文3.石の上にも三年というから、まずは3年間研究に励んでみなさい
例文4.ノーベル賞受賞者の言葉に「石の上にも三年」という格言があった
例文5.我が社の事業は始まったばかり、石の上にも三年の意気込みで頑張ろう
石の上にも三年という言葉の中には、たとえ嫌な思いをすることが起きても、とりあえず現状を維持していこう…という先人の教えが込められています。

石の上にも三年の類義語

石の上にも三年の似た意味をもつ言葉として、「待てば甘露の日よりあり」「炎の中にも三年」「嵐のあとには凪が来る」などの言葉があります。どれもじっと耐えていれば、成功を収めることができるという「希望のもてる言葉」ばかりです。

石の上にも三年まとめ

時代のスピードがとても速い昨今、入社した会社が思いどおりの環境ではないと「辞めてしまおうか」と思ってしまうこともあります。どんな仕事や環境であっても良いところと、悪いところが必ずあるものです。100パーセントの環境は存在しない…と考え方を改めてみると、物事の良い面を見られるようになります。
昔のことわざとして使われる石の上にも三年には、忍耐強く我慢すれば必ず空が晴れてくれる…という嬉しい希望が込められています。嵐のあとの晴天を夢見て、目の前の仕事に集中的に取り組みたいものです。

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