OPEC(オペック)

時折、ニュースの中で、「OPEC(オペック)」という言葉を耳にしませんか?しかし、OPECと聞いても、日本語の意味など曖昧に理解している人が多いのではないでしょうか。そこで、今日は「OPEC」について解説していきたいと思います。

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OPECの意味とは

「OPEC」とは「Organization of Petroleum Exporting Countries」の英語を略称したものです。長いですね。日本語では「石油輸出国機構」と訳されています。

OPECの由来

OPECは、1960年9月14日に石油産出国の利益を守ることを目的として設立されました。本部をオーストリアのウィーンに置き、設立当初の加盟国はサウジアラビア、ベネズエラ、クウェート、イラン、イラクの5ヵ国で結成。そのご2018年時点では15か国にまで増えました。
OPECは、それぞれの産油国から一律の資金で運営され、年2回(6月、12月)に行われる総会には、全部の加盟国の代表が参加して、原油生産量や原油価格の調整などをします。これによって、皆さんが使うガソリンなどの価格が変動したりしています。
また、最盛期だった1970年代では世界の石油産油量の60%を所有しており、世界の原油相場に対してとても強い力を持っていました。その時は「世界最大のカルテル」と呼ばれていました。現在でも、世界の産油量40%~50%を所有し、大変強い影響力を持っていると言えます。

OPECの文章・例文

例文1.OPECでは、サウジアラビアが最大の産油量・埋蔵量を保有している。
例文2.OPECもコロナウイルスの影響を受けている。
例文3.私の父はOPECに参加したことがある。
例文4.このままではOPEC会議もビデオ電話になるのではないかと思う。
例文5.OPECがなければ、世界のガソリン相場がおかしなことになる。
OPECはとても大きな組織で、ガソリン相場の変動や原油価格の高騰は私達の生活にも影響を与えますね。

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OPECの会話例

  • 質問者アイコン

    最近、ガソリンとか灯油の値段が上がったよね。

  • 回答者アイコン

    そうだね。もしかして、OPEC会議が行われたからじゃないかな?

  • 質問者アイコン

    OPECってそんなに大きな影響力持っているの?

  • 回答者アイコン

    そうだよ。世界の半分を占める原油を保有・管理しているのがOPECだからね。

ロシアやメキシコはOPECに加盟していないが、両国とも自国エネルギーを保有しています。

OPECの類義語

「OPEC」は略称から来ている事から、類義語としては「Organization of Petroleum Exporting Countries」や日本語訳の「石油輸出国機構」になります。

OPECまとめ

OPECは世界的に大きな組織である事が分かりました。これから、ニュースなどでOPECの話題が出てきたときには、今まで以上に内容が理解できるようになるのではないでしょうか。

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