生真面目すぎて誘惑を全て断つ

生真面目(きまじめ)

真面目な人に対して、さらに強調する際に「生真面目」と使いますよね。有名な言葉ですが、実際に使うのは失礼な感じもするので、躊躇ってしまう事もありますよね。それでは、「生真面目」とはどのような言葉であり、どんな人に対して使うのか。また精神的や心理的な面からも調べてみました。

生真面目の意味とは

「生真面目」の意味は以下の通りとなります。
(1)非常に真面目。真面目すぎる。
(2)融通がきかないほど真面目。度が過ぎる、誰よりも真面目。
”真面目”には、嘘やいいかげんがない、真剣・本気・誠実などの意味があります。学生時代なら、スポーツができたり時にはふざける存在だが、授業は真剣で成績が良い場合に”真面目”と使う事があります。また、恋愛においても時にはフラれる口実でも使われますが、良い意味としても”真面目”は使われます。よって、”真面目”は全体として様々な場面で良い意味やニュアンスとして、特に現代では使用されます。不良などが、”真面目”な生徒を脅す際に使うのは、もはや昔の話ではないでしょうか。しかし、「生真面目」の場合は少々違ってきます。”真面目”の度が過ぎるという意味もあるので、扱いにくい人に対して口実として「生真面目」が使われる傾向ではないでしょうか? 頭が良く成績も優れているが、冗談の一つも通用しないから付き合い辛いような人に対して、同級生や世間は「生真面目」という評価を与えます。酷い表現なら、人間しらくない、人間的な魅力が皆無といった手厳しい感も込められています。当の「生真面目」な本人も、過去の失敗や経験からより「生真面目」な性格になったという面もあります。また、「生真面目」な方が教師や上司などから評価が高いので、その成功体験に従っている心理的な事も影響しているのでしょう。同僚や同年代から評価が低くても、そんなのは気にしないという側面もありそうです。さらに、周囲に真面目な人が多いと、さらに個性を発揮する為に敢えて「生真面目」に特化するタイプもいます。

生真面目の由来

「生真面目」についての正確な由来などは不明です。”真面目”の場合は、目の瞬きをする”まじろぐ”の”まじ”に、”目”を合わせたとされています。緊張するほど真剣だと、目を瞬きさせるので、それが由来となります。また、真剣な面持ちの目となる当て字ともされています。文献としては、江戸時代後期の森島中良による洒落本「二日酔オオサカズキ」に「生真面目」を使った一文が残されています。

生真面目の文章・例文

例文1.家族全員が堅物のように生真面目だが、私だけ大学中退でお笑い芸人を目指して上京した。
例文2.学生時代に生真面目と陰で言われてショックとなり、その後は落語研究会に入部したが、それが良い選択だったのか今でも分からない。
例文3.かつて公務員は生真面目な象徴だったが、今では酒癖悪い典型なだけでなく、ドラッグなどに溺れて新聞沙汰となるケースもある。。
例文4.生真面目な両親からは、大抵で出来の悪い息子が生まれるものだ。
例文5.生真面目な人ほど、一度人生のレールを外れると修正が難しい。

「生真面目」な人ほど失敗をするといった例の文章です。

生真面目の会話例

  • 質問者アイコン

    今度、カラオケに行きませんか?

  • 回答者アイコン

    ごめんなさい。私真面目だから、カラオケとか行かないの!

  • 質問者アイコン

    それなら、昼間でお酒も飲まない。僕と2人っきりでもなく、他の友達も一緒ならどうですか?

  • 回答者アイコン

    行きたいけど…。両親が生真面目で、付き合ってもいない男性と一緒の遊ぶのを禁止されているの。でも、誘ってくれてありがとう。

嘘か本当なのか、「真面目」や「生真面目」を理由にしてカラオケデートを断る会話です。

生真面目の類義語

「生真面目」の類義語には、「真正直」「熱誠」などの言葉が挙げられます。

生真面目まとめ

「生真面目」とは、真面目な人よりもさらに真面目とされ、非常に真面目や真面目すぎるという意味になります。真面目な場合は良い意味でも使われる事が多いですが、「生真面目」の場合は冗談なども通用しない堅物や悪く言うなら変人的に使われる事もあります。もちろん状況次第であり良い意味で使われる事もありますが、その場合は真面目となり、敢えて「生真面目」と使うにはネガティブな意味合いが含まれている事が多いのが、現在の使われ方です。

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