横槍を入れる(よこやりをいれる)

「横槍を入れる」とは「人の会話などに突然割って入って、あれこれと口を挟んで妨害する事」です。最近は空気を読む事が要求されるので「横槍を入れる」のは少なくなっていますが、それでもまだまだ多いのが現状なようです。人と話をするのが好きなのか、それとも間違った会話内容に我慢が抑えられずなのか、或いは単に出しゃばりな性格によるものなのかそれぞれでしょうが、相手を不快にさせない方が社会は上手く回っていくものです。それでは「横槍を入れる」の解説を始めさせて頂きます。

[adstext]
[ads]

横槍を入れるの意味とは

「横槍を入れる」の意味は以下の通りとなります。
(1)横からあれこれと口を出して、人の会話や行動などを妨害する事。
(2)戦において両軍が入り乱れている時、別の部隊が横から槍で攻撃した事が転じて、相手の事情などはお構いなしで人の話を邪魔したり迷惑行為を働く事。
(3)人の話や仕事などを横から口出ししたり、出しゃばった行為をする事。
”横槍”は「第三者が脇から口出して文句をつける」「両軍が合戦中に別部隊が側面から槍で攻撃する」、”入れる”は「外側のものを内側に移す」「間に挟む」「作用を加える」等で、相手の気持ちなどはお構いなしにあれこれと口出しするのが「横槍を入れる」で、”横槍”だけでも同義扱いとなります。そもそもなぜ相手の気持ちを無視して口出しするのかと思うでしょうが、だからこそ「横槍を入れる」と解釈できます。これはかつての戦国時代など合戦での奇襲めいた槍攻撃が発祥とされるので、相手の様子や反応を見る等は皆無であり、こちらの気持ちやタイミングだけで一気に行動をしているのです。ですから相手が不快に思っても、自分の欲求を満足させるまでは言い分を抑える事はありません。また、酷くなると「横槍を入れている」という自覚すらなく、第三者が止めに入るまで言い掛かりである行為と気が付かないのです。因みにそんな迷惑行為をされた当事者は「横槍が入る」「横槍が入れられた」「横槍を入れた」となります。

横槍を入れるの由来

「横槍を入れる」の由来は合戦が多かった時代とされますが詳細は不明です。文献としては室町時代の軍記物語「応仁記」(15世紀後半)などに文言が記されています。

横槍を入れるの文章・例文

例文1.愛犬はまるで人間のようで、愛猫を可愛く撫でていると自分がされないのが面白くないのか横槍を入れてくる。
例文2.職場の課長はどんな話にも横槍を入れてくるので、今では同僚同士はLINEでコミュニケーションをして課長は省いている。
例文3.横槍を入れられてもそれが正論ならまだ我慢できるが、明らかに間違っているのに堂々と語るのは勘弁して欲しい。
例文4.コロナ前は飲み屋に行けば横槍を入れる曲者が揃っていたが、今ではかなり貴重で少なくなってしまった。
例文5.キャバ嬢はどんなに綺麗でも横槍を入れていたら、お客から嫌われ指名がなくなっていく。
職場や愛犬などで「横槍を入れる」を使った例文です。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

横槍を入れるの会話例

  • 質問者アイコン

    昨日は東京本社で会議があったけど、個性的な人が多くて疲れたー。何かしら横槍を入れてくるので本題がまったく進まず、エリートっていうのも面倒な人達だよ。

  • 回答者アイコン

    エリートは自意識が高いから嫌になるでしょう。

  • 質問者アイコン

    本当だよ。どんな風に生きてくれば、あんなに無神経になれるんだろうな。

  • 回答者アイコン

    子供時代は勉強ばっかりで性格も静かだったから、大人になるとその鬱憤を晴らしているのよ。でも、それが見っとも無いって気付かないんだから、二流エリートの限界よね。本当のエリートはNYで弁護士を目指しているから。

職場の同僚男女によるエリート批判の会話です。

横槍を入れるの類義語

「横槍を入れる」の類義語には、「横矢を入れる」「口出し」「茶々を入れる」「邪魔」「言い掛かり」「嫌がらせ」「ちょっかい」などの言葉が挙げられます。

横槍を入れるの対義語

「横槍を入れる」の対義語には、「見物」「静観」「傍観」「ノータッチ」などの言葉が挙げられます。

横槍を入れるまとめ

「横槍を入れる」は人の会話などに横から口出しをして妨害する事です。職場なら会議や打ち合わせに休憩室などで「横槍を入れる行為」は横行をしていて、大抵は若い方が我慢をしたり受け流してその場を丸く収めています。割って入って話を折るだけでなく、非難やまったく別の話を展開する事もありますが、そんな出しゃばりも含めて「横槍を入れる」となります。

言葉の手帳ロゴ

この記事が参考になったら
『いいね』をお願いします!

この記事を読んでいる人に人気の記事