机上の空論

机上の空論とは、学者や研究家などが部屋に閉じこもって、何かの考察などをしているイメージがありますよね。実際には、もう少し茶化した意味合いで、役に立たないという事で使われます。なぜ、この様な使い方や意味合いなのか、詳しく調査していきます。

机上の空論の意味とは

「机の上だけで計画されたものは、実際にはまったく役に立たない」となるのが、机上の空論の意味です。また、実際の経験がないのに、その知識だけを披露する事の例えでもあります。だから、スポーツ中継などの解説者は経験者が好まれるのです。未経験者が事実を述べても、それに納得しない人の反論は、机上の空論とバッサリ切り捨てるのは、少々問題で逆に横暴に感じるものです。
完全に実現不可能な夢物語を提案されたなら、それは机上の空論と返せますが、何もかも否定をする為に用いるのは、避けるべきです。
机上の空論には、似た意味として「砂上の楼閣」や「絵に描いた餅」などもありますが、厳密にはこれらは当然ながら微妙に意味が違ってきます。しかし、普段会話や文章で使用する際に、そこまで気にして使い分ける人はいません。また、机上の空論が一番使い易いのも事実です。

机上の空論の由来

小説家で詩人の島崎藤村が1901年(明治34年)に発表した詩文集「落梅集」には、七曜のすさび・火曜日の新茶について「その畢竟世間を知らざる机上の空論」と記されています。これが広まったとされていますが、信ぴょう性は不明です。

机上の空論の文章・例文

例文1.原発を無くすのは机上の空論か?
例文2.政治家の発言は机上の空論ばかりだ
例文3.机上の空論とは、実際に役立たない理論を指す
例文4.机上の空論の論争ほど空しい事はない
例文5.増税擁護論は机上の空論ではないか?
机上の空論は良く使われる故事なので、いくつもの例文があります。最近起こった出来事に対して、否定や反対をする際に、用いられる表現の代表ではないでしょう?

机上の空論の類義語

机上の空論の類義語には、「砂上の楼閣」「絵に描いた餅」「捕らぬ狸の皮算用」「紙上に兵を談ず」などの言葉が挙げられます。

机上の空論まとめ

机上の空論は相手の意見や考えに対して、反対意見として有効で便利な言葉です。だから、誰彼構わず使う人もいますが、あまり頻度が多いと本来の意味である「役立たない」「無用」などの効力が弱まります。また、日常会話をスムーズにするには、あまり使用しない方が良いかも知れません。

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