春節は中華圏では大事にされている

春節(しゅんせつ)

春節は、中国を始めとした中華圏の旧暦での正月を指す、中華圏で最も重要視される祝祭日です。春節に関しての内容について触れて、より春節についての文化的な背景や解釈・理解を深めていきましょう。

春節の意味とは

春節とは旧暦の正月、つまり旧正月を表します。中国では春節のことを過年とも表現する場合がありますが、これは旧暦12月23日の祭竈から旧暦の正月(旧正月)までの15日間を示すものとされることが一般的であり、厳密には同じではありません。
中国では春節は祝日と定められています。春節の前日である除夕からの一週間を2015年からは祝日としています。
中国以外にも、大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ブルネイ、モンゴルの合計9カ国で国民の休日として定めています。

春節の由来

中国では古代から年末年初に祭祀が行われ、豊作を合わせてお祈りすることが一般的でした。
その大切な期間である正月がいつを指すかは時代や王朝によって異なっており、夏暦の元月を正月とする王朝もあれば、十二月、十一月を正月とした王朝もありました。

その後、清の時代が終わり成立した中華民国では、今までの夏暦ではなく、西洋で採用されているグレゴリオ暦が採用されるようになります。
これにより中華民国では1912年1月1日を民国元年1月1日とする暦法が採用され、中国人民政治協商会議第一次全体会議で、内戦を経て中華人民共和国が成立する直前の1949年9月27日に改めて暦法にはグレゴリオ暦を採用すことが決定されます。そして、その結果として、1月1日を元旦とし、旧暦の正月初一を春節とすることが定められました。

春節の文章・例文

例文1.中国では春節に実家に帰省する人が多い
例文2.今年の春節の休暇には海外旅行をします
例文3.交通機関が混雑しているのは春節だからだ
例文4.爆竹と花火で春節を祝うことは中国の恒例行事だ
例文5.春節なので家の入り口に飾り付けをする
以上の例文のように、春節では日本の年末年始やお盆休みなどのように実家に帰省したり、長期休暇を活用して旅行にでかけるなど、中華圏の国だけではなく世界中で中華圏の人々が活発に移動をします。また、昔から知られているように爆竹や花火を使って春節を祝うことも多くの人が行っています。爆竹などは88という形に並べてすると縁起が良いとされているので、縁起を担ぐ人たちは並べ方にも工夫をするようです。

現在ではPM2.5などの環境問題を意識して、爆竹や花火の使用を禁止する地域を定めたり、爆竹・花火の販売店に量を規制するなどの対策をしている場合もありますが、爆竹と花火は今も春節と切っても切り離せない文化として残っています。
また、日本では正月に門松などを玄関前などに設置する風習がありますが、中国の春節では家の入り口に春聯や年画などを張り、窓にはに剪紙と呼ばれる切り絵を貼る風習があります。日本では大晦日に年越しそばを食べる風習がありますが、中国の春節の前日である除夕にも特別な食事を食べる風習があります。

春節の類義語

春節の類義語には「過年」や「旧正月」があげられます。ただし、厳密な期間は異なるので注意しましょう。

春節まとめ

春節は中華圏を中心として全9カ国で休日として国が定めてます。特に中国の春節では、春節前日の除夕からの1週間の間に、多くの人が帰省や旅行を目的として移動するため公共機関や高速道路などが混雑することが世界的に有名です。
中華圏の人は、春節を特別な日として祝う文化が根強くあり、その方法としては有名な爆竹や花火のほかにも、家の入り口に飾りつけをしたり、春節の前日には特別な食事をすることがあげられます。

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