墜落(ついらく)

「墜落」とは「高い所から下に落ちる事」です。飛行機事故を墜落事故と表現するのが最も多くなりますが、予防策として墜落事故防止という形もあります。また、「墜落」は「転落」と非常によく似ているので違いを気にせず使ってしまっているケースも多い事でしょう。そんな点も踏まえて「墜落」の解説となります。

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墜落の意味とは

「墜落」の意味は以下の通りとなります。
(1)高い所から落ちる。下に落ちる。
(2)盛んな状態から急激に衰退する。没落。
(3)航空軍事用語では、航空機が二度と離陸できないような不適切極まる手順で着陸する事。
”墜”は「落ちる」「落とす」「だめになる」、”落”「落ちる」「落とす」「しっかりしていたものが存立の基盤を失う」「抜けてなくなる」で、飛行機が事故などで落ちる印象が強い言葉ですが、他にも栄光からの転落といった意味合いでも使われのが「墜落」です。飛行機事故の場合は上空という特殊な事情が加味されると、いくら救命胴衣が用意されていても生存するのは難しく、また航空機本体も再び空を飛行するのが大変難しくなります。そんな背景から、二度と元の状態に戻れない時に使う傾向があります。似た意味の「転落」は再起可能なニュアンスもありますが、「墜落」は完全に下まで落ちてしまっています。また、「転落」は転げ落ちるでまだ底があります。しかし「墜落」は飛行機の墜落事故、ヘリコプターの墜落事故といった風により重い印象があります。逆に高所作業などの注意喚起では墜落事故防止、転落事故防止と両方が使われます。この場合は墜落事故はそのまま落下で、転落事故は転がりの事故や落ちている最中に体をどこかにぶつけてしまう事です。

墜落の由来

「墜落」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては明治時代の政治家・矢野龍渓による小説「経国美談」(1883年~84年)などに文言が記されています。

墜落の文章・例文

例文1.墜落事故というと凄惨な日航機墜落事故を思い出さずにはいられない。
例文2.人生を振り返ると墜落と転落ばかりを繰り返し、一度も世間を大手を振って歩くような幸運がなかったが悔いはない。
例文3.成功したタレントを見ていると、不祥事で墜落しないかと強く手を握って祈るが、結局は彼らは成功し続け底に留まるのは自分の方である。
例文4.建設現場で働いていた時は、このまま墜落すれば楽になれるんだろうと思ってばかりいたが、結局は働き続けて闇金への借金を完済した。
例文5.定時で切り上げ家に帰ったら妻と子供の姿がなく、テーブルの上に「実家に帰ります」と書かれたメモ紙を発見して、ボーナス支給日だというのに地獄に墜落したように落ち込んだが、取りあえずはビールを飲んでパチンコに出掛けた。
気持ちの落ち込みや事故などで「墜落」を使った例文です。

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墜落の会話例

  • 質問者アイコン

    ほら、あれ! UFOじゃない! でも変な動きで今にも…、墜落しそうだよー。

  • 回答者アイコン

    そんな、ドラえもーん助けてー! みたいな言い方しないでよ。

  • 質問者アイコン

    でも、UFOにしては小さい? あれって…。

  • 回答者アイコン

    ドローンでしょう。それに墜落しないから大丈夫だよ。

ドローンの動きに驚き勘違いする夫とその妻の会話です。

墜落の類義語

「墜落」の類義語には、「落下」「沈没」「急落」「衝突」などの言葉が挙げられます。

墜落の対義語

「墜落」の対義語には、「飛翔」「飛行」「上昇」「飛揚」「飛空」などの言葉が挙げられます。

墜落まとめ

「墜落」は飛行機事故などで使われる高い所から落ちる事です。栄えていたものが落ちる「没落」という意味合いもありますが、通常は飛行機やヘリコプターの事故やその事故防止での注意喚起、他には隕石などが落ちてくるやベランダから落ちる事故といった使い方が多くなります。

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