割愛すべきところは割愛して発表を進める人

割愛(かつあい)

割愛。何か話や発表をしている最中に「割愛いたします」と、長くなりそうな部分を省略する場面を見かけたことがある方は少なくないですよね。この言葉はそういった形で、主にビジネスの場などにおいて用いられる言葉となっています。
今回はそんな「割愛」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

割愛の意味

割愛とは、「惜しい気持ちを持ちつつも省く」という意味を持った言葉です。惜しいという点から、本当は時間があれば、そこも含めて話がしたい発表したいという気持ちを伝えることにもなる言葉となっています。
省略という言葉より丁寧な意味を持っているため、仮に何かの催しに参加できなかった方からのコメントを紹介する場面で、時間などの関係上読み切れないといった表現に相応しい言葉となります。

割愛の由来

仏教用語が元となっている言葉です。出家して僧になる仏教の世界では「物や人に対しての愛着心を断ち切ること」が必要であり、俗世を離れることを指し示し、その出家の際、愛しい家族や故郷を離れ寺へと入ることを「割愛」と表現し、このことが元となって割愛という言葉は現在のような意味を持った言葉となりました。

割愛の文章・例文

例文1.話を割愛します。
例文2.本来入るはずだった曲が4つ割愛される。
例文3.彼が出演したシーンは割愛された。
例文4.割愛されるような話は入れないようにしよう。
例文5.私の話は割愛しても構いませんよ。

割愛は失礼のないような意味の言葉として使うものであるため、逆に言えば割愛されるということはそれほど重要な話と思われていないことが解ってしまう言葉であるとも言えるかもしれませんね。

割愛の会話例

  • 質問者アイコン

    佐藤さん、ここのエピソードは割愛しましょう。

  • 回答者アイコン

    私そこの部分好きだったのですが、割愛した方がいいですかね?

  • 質問者アイコン

    今回プレゼンする相手を考えたら、これは入れない方が好印象になるかもしれません。

  • 回答者アイコン

    かしこまりました!

割愛という言葉は別の言い方をすれば「省く」という表現にもなるものです。

割愛の類義語

割愛の類義語としては、「省略(しょうりゃく)」、「オミットする(おみっとする)」などが挙げられます。

割愛まとめ

割愛という言葉は含まれている一文字が指し示すように、ビジネスの場などにおいて、効率をよくすることと相手に失礼がないようにする心遣いが一つになることで、世間一般的に使われるようになっていった言葉であると言えるのではないでしょうか。

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