初心忘るべからずで努力する

初心忘るべからず(しょしんわするべからず)

仕事でもスポーツでも何にしても言われる事ですが、慣れてきたり、ある程度の技量が付いてくると、初めたばかりの時の想いが大切だと言われたり、感じることがあるのではないかと思います。それに関連してくる言葉で有名な言葉として、「初心忘るべからず」という言葉があります。有名ではありますが、意外と知られていない言葉の由来等含めて解説をしていきます。

初心忘るべからずの意味とは

「初心忘るべからず」の言葉の意味はとてもシンプルで、「始めたばかりの頃の真剣で素直な気持ちを忘れないこと」という意味合いがあります。また「しょしんわすれるべからず」と言われる事はありますが、これは実は間違いですので、注意しましょう。

初心忘るべからずの由来

この言葉の元となったのは、世阿弥が書き記した書物で、「花鏡(かきょう)」(「はなのかがみ」ともいう)に「当流に万納一徳の一句あり、初心不可忘(しょしんわするべからず)」と記したことが由来と言われています。慣れによる自惚れや怠けることを戒める言葉として記されています。

初心忘るべからずの文章・例文

例文1.仕事にはかなり慣れてきたが、こんな時こそ初心忘るべからずで頑張りたい。
例文2.初心忘るべからずを信条に、始めたときのことを忘れないでいよう。
例文3.彼は仕事に慣れてきて、少し雑になってきている。初心忘るべからずを心がけた方がいい。
例文4.彼女とケンカしても、初心忘るべからずの気持ちで、付き合い始めた時の気持ちを忘れないようにしよう。
例文5.初心忘るべからずというように、習い始めた時の気持ちは大切だ。
このように、忘れないように気持ちを正すというようなニュアンスで用いることが多いかと思います。

初心忘るべからずの類義語

この言葉に類似する意味を持った言葉としては、「原点回帰」や「初志貫徹」といった言葉を挙げることが出来ます。どちらも、「初心にかえる」や「初心を貫く」といった意味を持つ言葉になります。

初心忘るべからずまとめ

どんなことでも慣れてくると雑さや、楽をしようという気持ちが生まれてくるのは必然なので、そういった時に最初の丁寧さや検挙な気持ちを忘れないようにという戒めの意味合いを持った言葉になります。どんなことをしてもどんな環境でも使うような言葉になるかと思うので、今一度、言葉の意味や用法を確認してみて下さい。

関連記事

この記事を読んでいる人に人気の記事