修羅の国で命を懸けて戦う少女

修羅の国(しゅらのくに)

かつての人気漫画やヤクザ物が好きであったり、他にも話題の流行語やネットスラングに敏感なら「修羅の国」も理解しているでしょうが、それ以外の普通の人ならよく分からないと思います。また、知っていても勘違いをしていて、現代の意味としては誤っている可能性が高いです。それぐらい「修羅の国」とは、言葉悪いですが今風である意味とても物騒な言葉だからです。では、「修羅の国」について解説を始めさせて頂きます。

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修羅の国の意味とは

「修羅の国」の意味は以下の通りとなります。
(1)少年ジャンプで連載されていた大人気漫画「北斗の拳」の架空国家から、転じて、暴力団やヤクザに事件事故も多い地域や街の呼び名で、ネットスラング的なもの。
(2)仏教用語の悪神「阿修羅」を略した「修羅」が、漫画「北斗の拳」で戦闘や闘争が多い地域・国家として登場したのをうけて、現実世界でも同様に物騒な地域や街、特に福岡県を「修羅の国」呼ぶ。
「修羅の国」は、漫画「北斗の拳」から誕生した隠語めいた言葉で、云わば、ルール無用の荒くれ者が多い街(国・都道府県)という感覚で使われています。ですから、例えば渋谷で物騒な事件事故が起これば、ネット上や若者などが「渋谷は修羅の国だから怖い」といった感じで使われ、これは中国や韓国にアメリカやソ連とどの国でも良く、その人が思うが儘に自由に「修羅の国〇○」や「○○は修羅の国」だからとなります。なぜ、ここまで普及したかというと、日本は昔からヤクザが多く、全国各地で抗争や事件が度々起こります。その中でも、福岡県は指定暴力団5団体が乱立する全国最多を誇り、「街を歩けばヤクザがいる」「石を投げればヤクザに当たる」と揶揄されるほど危険エリアです。さらに、福岡県警が「修羅の国」を(ほぼ)認めた上での防止活動や手りゅう弾を扱う条例など、福岡ならではの独自ルールや常識がいくつもあり、それが他県民である特に関東や関西などの人々からは違和感のあまり、「修羅の国福岡」と呼ばれたのです。しかし、実際のところは、東京や大阪に沖縄もヤクザが多い事で知られていますが、福岡の場合は飲酒運転や飲酒による死亡事件が多く、半カタギの様な半グレから元ヤクザなどが特定のエリアや飲食店などに集まり、一般人から発覚しやすい事から尚更目立つ背景があります。後は、長年の警察とヤクザ・暴力団組織の抗争や一般人でも拳銃による事件が多いなども指摘されています。そして、九州男児という無骨ながらも気が短い性格、県民性としてお酒好きで飲み屋や屋台も多かったので、それがヤクザのみかじめ料になるといった密接さから、昔から複雑な繋がりになりやすい土台があったのも見逃せません。

修羅の国の由来

「修羅の国」の由来は、漫画「北斗の拳」に登場した架空の国家「修羅」となります。因みに「北斗の拳」の連載開始は1983年で連載終了は1988年ですが、ネット上で現在のアウトロー系の意味として使われ始めたのは2010年代に入ってからとされています。よって、「北斗の拳」ブームの頃は誰も現在の様な使い方はしておらず、偶然誰かが用いた「修羅の国」というセンスを面白がって、皆が一斉に使い始めたのが始まりと推測できます。

修羅の国の文章・例文

例文1.今から考えると80年代は校内暴力が日常茶飯事といっても過言ではなかったので、中学や高校は修羅の国だらけだったのだ。
例文2.友人が面白がって、修羅の国の福岡に遊びに行こうと誘ってきたが、恐怖の噂をいくつも耳に入れていたので、イモを引いてしまい断った。
例文3.上品で閑静な東京の田園調布で育ったので、北関東や神奈川も修羅の国に感じて実際少し恐怖を覚える。
例文4.修羅の国出身というだけで、ヤクザ世界ではネーミングバリューが通用するほどだ。
例文5.福岡の成人式が昔から荒れるのも、修羅の国らしい独特の文化なのだろう。

「修羅の国」を皮肉った例文となります。

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修羅の国の会話例

  • 質問者アイコン

    ただいまー。

  • 回答者アイコン

    おかえり…、ってどうしたのその顔!

  • 質問者アイコン

    仕事帰りに若者数人に絡まれて、軽く殴られた。でも、そんなに腫れてないでしょう。

  • 回答者アイコン

    そうだけど。だから私はこんな修羅の国福岡に転勤するのは反対だったの。今からでも、東京に戻れないの?

若い夫婦が福岡に転勤となったが、そんなある日、仕事帰りの夫が若者に絡まれ殴られたという事を受けての会話です。

修羅の国の類義語

「修羅の国」の類義語には、「修羅の如く」「治安が悪い」「ガラが悪い」「未開の地」などの言葉が挙げられます。

修羅の国まとめ

「修羅の国」とは「北斗の拳」の世界観から誕生した俗語で、作品同様に無法な地帯や犯罪エリア、そんな荒くれ者を揶揄して使われます。この様な言葉は主にネット上や若者が友人同士で使うぐらいでしたが、「修羅の国」に至っては福岡があまりにもヤクザや暴力団が多い地域柄という事や、関連した事件事故や犯罪が多い事から一般人の間でも定着しつつあります。しかし、実際は東京や大阪もヤクザは多いですし、危険犯罪は海外の方が圧倒的に多いので、ネット上の意見を真に受けず、飽く迄も国内では多少犯罪が多いエリアが福岡で、それを過剰に揶揄されて「修羅の国」と呼ばれている程度の認識で問題ありません。

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