ハカを踊る選手たち

ハカ(Haka)

オールブラックス”ことラグビーのニュージーランド代表を語る際に、伝統的なパフォーマンス「ハカ」も忘れてはいけません。ラグビーファンにはすっかりお馴染みですが、今回のラグビーW杯を観戦して、初めて観た人はきっとその異様さや迫力に驚いた事でしょう。そこで、初心者でも理解できるように、詳しく解説をしていきます。

ハカの意味とは

「ハカ」の意味は以下の通りとなります。
 (1)ニュージーランドの先住民とされるマオリ族の民族舞踏。
 (2)マオリ族の戦士が戦いの前に踊るダンスで、「カマテ」と叫びながら屈強な男性が手を叩き足を踏み鳴らし、相手を威嚇する。
 (3)ニュージーランドで長く伝わる伝統舞踏で、国賓や旅行者などが自国に訪れた際に、歓迎目的で披露される。また、結婚式や卒業式やスポーツの試合などで日常的に披露される。
 (4)ニュージーランド以外の人にとっては、ラグビーの”オールブラックス”が試合前に選手全員が披露するパフォーマンスとして定着している。
 (5)「ハカ」の”ハ(HA)”は息、”カ(KA)”は炎という意味があり、厳密には様々な種類の「ハカ」がある。別名「ウォーダンス」(war dance)や「ウォークライ」(war cry)で、「ウォークライ」には戦闘の雄叫びという意味がある。

「ハカ」はニュージーランド人にとってはマオリ族の民族舞踏で、今では卒業式や結婚式など様々なイベントで披露される事で知られています。基本的には戦士が戦いの前に鼓舞や威嚇目的なので男性だけが躍るものです。しかし、最も有名な「ハカ」は、ラグビーのニュージーランド代表である”オールブラックス”が試合前に見せるパフォーマンスで、大勢の観客もそれを期待しているのも事実です。最近ではラグビー代表以外にも、ソフトボールや野球、サッカーなどの他スポーツのニュージーランド代表が披露し、また女子代表が「ハカ」を踊るのも普通にあります。

ハカの由来

「ハカ」の由来や歴史は、”マオリ族”と深い関係があります。”マオリ”はマオリ語で”普通”を意味し、9世紀頃にクック諸島やタヒチで生活をしていた先住民が、現在のニュージーランドで暮らすようになったとされています。その頃は、マオリ族は他の民族などと争いも絶えず、そこで誕生したのが相手を威嚇し、自分や味方を鼓舞する「ハカ」の原形とされます。”オールブラックス”は1905年のイギリス遠征の際、初めて試合前に「ハカ」を披露したと言われています。

ハカの文章・例文

例文1.どうしてもオールブラックスのハカをテレビ観戦したく、残業を途中で切り上げ家路に着いた。
例文2.ラグビーファンなので、W杯が始まる前からハカの動画を何度も鑑賞した。
例文3.何と言っても、会場でビールを飲みながらニュージーランド人と一緒に、生でハカを観るのが最高に興奮する。
例文4.最近はラグビー以外の様々なスポーツや、ニュージーランド女子代表もハカを披露するようだ。
例文5.ニュージーランドに旅行して、生で現地の人々が歓迎のハカを披露してくれて、本当に感動した。

オールブラックスの「ハカ」だけでなく、現地に旅行した際の「ハカ」についても文章としています。

ハカの会話例

  • 質問者アイコン

    ダンスって、アイドルとかやわな印象があったけど、昨日のオールブラックスのハカを観たらまったく印象が変わったな!

  • 回答者アイコン

    あれは特別だよ。でも、オールブラックスのハカをダンスとするのは、ちょっと違和感あるよね。伝統舞踏であり、国の威信をかけている男の迫力や生き様が出ているよね。

  • 質問者アイコン

    そうそう。本来のダンスとは、ああいう伝統舞踏という側面が強かったんだろうね。改めて思ったよ。

  • 回答者アイコン

    ラグビーを通して、歴史や伝統を知るのは良い事だよね。それにしても、オールブラックスの試合がまだ日本で観れるなんて贅沢であり幸せだよね。

オールブラックスの「ハカ」は迫力があり、ダンスに対する価値観が変わったという会話です。

ハカの類義語

「ハカ」の類義語には、トンガのラグビー代表によるハカの一種「シピ・タウ」、サモアのラグビー代表によるハカの一種「シヴァ・タウ」などの言葉が挙げられます。

ハカまとめ

「ハカ」とは、元々はニュージーランドの先住民マオリ族の男性による伝統舞踏だが、現在は国賓や旅行者などの歓迎や卒業式や結婚式などで、気軽に披露されている。その一方、ニュージーランドのラグビー代表であり世界一の強さを誇る”オールブラックス”が試合前に披露するので、一般人にはその印象が強い。現在は、ラグビー以外のスポーツでもニュージーランド代表なら男女関係なく披露する事も多い。また、ラグビーでもトンガやサモア代表などが披露するパフォーマンスも厳密には「ハカ」の一種であるが、やはり「ハカ」というと一般的には”オールブラックス”を連想するものである。

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