トレンド

トレンド(trend)は、直訳すると”流行”や”潮流”の意味で、ファッションやネットの検索数など様々な分野で用いられる人気ワードです。その一方、投資や相場用語としての一面もあり、そこでは「相場の方向性」や「流れ」の意味合いで広く使われています。
相場では一般的に、景気が良く相場が上がっていると「上昇トレンド」、反対に景気減速で相場が下がってくると「下落トレンド」や「下降トレンド」と言われています。

トレンドの意味とは

トレンドはバブル時代には「トレンディー」(またはトレンディ)として、”流行の先端”や”最新ファッション”など持て囃される言葉として流行しましたが、現在はトレンドだけが使われ、「トレンディー」はまったく見聞きしなくなりました。
トレンドが一般的には流行として定着しているのに対し、投資や金融では株やFX相場における相場分析や解明で毎日のように使われています。それは、株やFXと投資の種類が変わっても、基本的には上昇トレンド・下落トレンド・持ち合いトレンド(レンジ相場)の三つしか存在しないからです。
持ち合いトレンドはあまり好まれない表現で、レンジや横ばいなどと呼ばれる事が多く、上下のどちらかに動く流れを「トレンド」とするのが相場では多いです。

FXや日経平均の相場で良くあるパターンとしては、前日の米相場がドル高株高になり、日本市場は株為替も円安株高でスタートするが結局はレンジ相場で終わり、その後ロンドン時間やニューヨーク時間で上昇トレンドが発生するという流れです。
日本時間ではトレンドがなく、その後の欧米市場が開く頃に上昇や下落のトレンドとなるのが、投資の世界では定説となっています。もちろん、時には逆もありますが、こうして見ると日本が流行を作り出せないのは、ファッションも経済(相場)も同じという事で、実に的を得ているのが「トレンド」という言葉なのです。

トレンドの由来

トレンドの直訳は”流行”で、”流行”は中国からの漢語とされます。物事が川の流れのように広がり知れ渡る事で、良い事だけでなく厄病など悪い事が流行る事でも用いられていました。
昭和のバブルブームの頃はトレンディーが定着していましたが、その後はトレンドが広く用いられ、最近ではSNSブームやキーワード検索の際には、人気ある言葉をトレンドとします。
投資の面では、これもFXブームの恩恵がかなり強く、ネット証券や個人投資家が増えた事で、チャート分析を誰でも行えるようになり、自然と上昇トレンドや下降トレンドが広まりました。

トレンドの文章・例文

例文1.トランプ政権になりトレンドが転換した
例文2.日本も増税でトレンドが下落に変わるだろう
例文3.投資はトレンド分析が付きものだ
例文4.短期と長期取引ではトレンド分析が相反する
例文5.日本人はトレンドに左右されやすい
トレンドほど投資と投資以外の世界でも、日常的に使われる言葉はないものです。便利で語路も良く、意味も分かり易いのが広まった根幹にあるのでしょう。投資格言では、「トレンドに逆らうな」や「トレンドはフレンド」などがあり、それほど親しまれています。

トレンドの類義語

トレンドの類義語には、「ブーム」「ムーブメント」「モード」「社会の波」などの言葉が挙げられます。

トレンドまとめ

投資など幅広い分野で便利に使われるトレンドですが、投資の世界ではトレンドを見極めるのは非常に困難とされます。次にどのように動くか、トレンドがいつ始まり終わるのか分かれば、誰もが大金持ちになるからです。
トレンドを見極めようと躍起になるより、トレンドに従い早く決済をして逃げる事こそが、実は大事な方法なのです。

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